今月出会った曲シリーズ3月分、
ご贔屓さん達で良かったのは別記事で書く予定です。(SKY-HI、ジェイディーズ、フィロのスなど)
<新譜>
w-inds.「Dirty Talk」
いまさらながら、いや~、かっこいい!
前から良いとは思っていたが、
ついに堕ちた。
最初は「We Don't Need To Talk Anymore」が耳に入ってきて
K-POPみたい、カッコいいけどちょっと合わないな と思っていたけど
日に日にこういうサウンドが好きになってきている。
昔は全然知らなかったけど、ジャニーズ以外での男性アイドルで、
年とって今は大人の魅力はもちろん、流行りへの嗅覚も優れてる。
このタイミングで温めといたニュージャックスイングをシングルで切れるのはすごい。(近いうちに来ると予想してたらしい)
音源データ全公開してRemix企画とか、
かなりマニアックなこともしてたり、
だいたいのことは地下室タイムスに書かれているので笑
気になった方はこちらをどうぞ
ただ、メインボーカルの橘慶太さんが、あややの旦那ってのは衝撃すぎる!!
PUNPEE「Modern Times - Commentary」
これ地味に発明だと思うんですよ。
少なくとも自分はこんな企画に出会ったことなかった。
映画やドラマでの特典映像でするような制作裏話を、本人が音源流しながらがする。
ライブ映像の副音声とかではあるけど、いくら配信とはいえ、それ自体を作品にするなんて!
作品にするくらいなので、まぁー情報量と濃度がすさまじい。
スタジオとかで話しているPUNPEE本人の映像が浮かぶ。
インタビューで見る活字とは違って、
「本人が、自分の口で、その人の声で作品について解説してくれる」って何気にメチャクチャ贅沢だなぁと感じた。
副音声だと話の内容と関係ない映像が入ったりするから、逆に音だけの方が集中して聞けるし、話が入ってくる。
サウンドの話、歌詞の話、色々聞けて小ネタも多い。
ただ、全編1人でやってるのはすごい笑
時間が空いて聞くと、今は分からなかった元ネタとかが沢山あるんだろうな。
サウンドの引出しも大事だけど、個人的には「こんなテーマ、フレーズの出し方あったか!」ってなる瞬間もカナリ好きなので、映画好きなPUNPEEのネタは非常にツボでして、改めて解説付きで聞くと、アルバムコンセプトはもちろん、
曲の流れも丁寧だし、Scenarioとか曲単位でも着眼点が斬新、
要は話が止まらない!これを流しながら酒飲んであーでもないこーもない語り合う友達欲しい(いない)
JABBA DA FOOTBALL CLUB「MONKEYS」
大デブと小デブ、メガネにチャラ男な4人組クルー(褒めてる)
下のナタリー特集でchelmicoちゃんが「ズッコケ三人組」と表現していたけど、これは本当に言い得て妙
PVもそうだし、こういうインタビュー1つとっても茶番感を出してきて常に楽しそう。
ちょっとチャラそうなお兄ちゃん達がわちゃわちゃしてる、
自分含むHIP HOPになじみがない人のイメージを、今の言葉とテンションでやってると思ってて。
通な人には何番煎じなのかもしれないけど、こういう「あるジャンルの王道を今の時代にアップデートする」ことはご新規さんには非常に嬉しくて、
ジャンル自体のファンを増やすためには
メチャクチャ大事なんだなと最近思う。
マッドマックスやララランドとかキングコングと同じような心意気を感じる。
賛否両論、起こしてナンボや!
売れてほしいグループの一つです。
Awesome City Club「 ダンシングファイター」
前作が個人的にそこまで刺さらなかったため、久々のヒット!
本人もアウトサイダーみたいになったと言っていて納得。
やっぱこのメンバーは絵になりますなぁ
Zeppや新木場埋めれるほど人気なのはいまだに信じられんけど笑
DJ RYOW feat. SALU & SOCKS「ORERA NO ERA」
ORERA NO ERA なんてタイトルだけで参りました。
まだHIP HOP新参者だけど、
feat SALUのハズレなし度合いすごい。
あんまりアツいこと言うイメージのSALUがこういうこと歌うのもグッとくる。
昔はTelephoensの2010で「We're new generation」
ってフレーズを歌っていたのを聞いて
「10年に一度のバンドブームがくる!」
とときめいてたけど、今はORERA NO ERAってフレーズと共に史上最大のHIP HOPの波に飲まれてまんまとハマってしまった自分がいる。
アルバムではTOKONA Xの曲にパブロがfeatしてたり、それはそれはイカツい曲もあります。
<旧譜>
Zeebra「Street Dreams」
フリースタイルダンジョンのpeko vs 般若戦最終ラウンドのビートで使われてた。
フロアの湧き方が尋常じゃなかったし、
HIP HOPまとめブログとかでも絶賛なので聞いてみたら言ってる意味が分かった、これは日本語ラップのクラシックですわ。歌詞アツすぎるだろう
たしかにこの曲ビートになったら
ちょっとくらいクサいことも言いたくなるし、それを許してくれる曲だ。
今更すぎるけど、全盛期のジブさんってすごかったんだなと笑
「不可能を可能にする日本人」ってフレーズはSKY-HIも「Waking on Water」でサンプリングしてたのね。
元ネタが分かる瞬間は前から好きだったけど、HIP HOP好きになってからはその瞬間を沢山感じされる。
三浦大知「Human Nature」
三浦大知さんサブスク解禁で
アルバムはもちろん、カップリングやライブ盤の一部、コンピにある曲も聞けて
ウハウハしてたらカバー企画盤なんてものを発見
その中でもこのマイケル屈指の名曲はど真ん中すぎる、原曲コピーカバーですよ。歌い出しで勝負がついた笑
声があまりにも美しい。
そのまんまカバーは原曲との比較が1番出やすいから、どれだけ上手い人でも霞んでしまうけど、
これに関しては、ほっとんど霞んでない。
まぁFolder時代にも「I want you back」日本語カバーしてるしね。
マイケルへの愛がすごいし、それを体現できるスキルもすごい。
一方、原曲の影も残さない、今風なアレンジをして様変わりさせたカバーがこちら、ドリカムの決戦は金曜日
これ聞いてドリカムを唸らせて
ふつこん提供のきっかけになったらしいけど、納得のクオリティ。
見事に化けたし、また歌いこなしてるんだよなぁ笑
ダンスの文脈を除いても、
シンガー三浦大知さん、絶品ですよ。
こんな感じです。今月はラップがある曲が半分以上
2ヶ月やってみて、改めてロックバンド離れしていることを実感した。
久々にロックバンド然としたものにもハマりたいし、知性を感じないメロコアもまた好きになりたいけど、
しばらくは広い意味で歌って踊れる系が中心になりそうです。
それでは!