毎回恒例のフィロソフィーのダンスワゴンワンマン行ってきました!今回はバンドワゴンと題して若手バンドメンバーによるスリーピースバンド従えた7人編成。宮野さんが度々「この曲のベースはこの人が弾いてます」と紹介してる人がメンバーにいたので期待値も高かったけど、余裕で超えてきた。
今年に入って地上波に出る機会が増え、レギュラー番組まで持った、最近の調子の良さが怖いほど表れてました。健全すぎて逆に怖いほど(笑)
タイトルにもしましたが、メンバー、バンド、フロア全ての熱量がすごくかった。
ポップコーンを鍋とかで作ると、出来上がり時にポップコーンが蓋を押し上げてできた隙間からポコポコ吹きこぼれていくじゃないですか。
今のフィロのスは正にこんな感じ。
何かの拍子でフタが空いたら一気にこぼれていくし、何なら自分たちのポコポコでフタ取っ払っていきそうな勢い。
そもそも、平日のクアトロで客パンパンですよ。大きい会場でやった後で、昔ワンマンやった会場でやる時は成長と思い出が混ざり合ってすごくよく見える法則があるけど、まさにそれ。10倍界王拳までイケた後に出す5倍界王拳は、肩の力抜けてサラッと強い。
なかなか本編レポ始められないくらいには興奮しているけど、そろそろ始めます。
ライブ全体の感想は以下ツイート。
今までのバンドセットとは違って、自由度と勢いがすまるで違いました。
今までのバンドセットが「凄腕ミュージシャンの力を借りてフィロのスの楽曲の良さを120%ステージで表現する」だとしたら、今回のバンドワゴンツアーは「フィロのスがバンドと一緒にステージ上で遊び倒す」だった。特にバンド出身の奥津さんのはっちゃけっぷりたるや、グッドバイブスすぎた!
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) April 23, 2019
フィロのスはパーカッションもホーンもいるフルバンドセットで完全再現を先に見てるから、スリーピースでオケに合わせるとどうしても見劣りしてしまった。オケの音が少なかったり、アレンジ変えてる曲は若手3人バンドならでは感もあって曲が見違えた。
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) April 23, 2019
セトリ投下後、いつも通り良かった所(ほぼ全部)をかいつまんで個々の感想になります。
01 はじめまして未来
02 ライブ・ライフ
03 ニュー・アタラクシア
04 バイタル・テンプテーション
05 ドグマティック・ドラマティック
MC
06 ジャスト・メモリーズ
07 パレーシア
08 熱帯夜のように
09 フリー・ユア・フェスタ
10 ロジック・ジャンプ
メンバー捌け~セッション~新衣装
11 バッド・パラダイム
12 アイム・アフター・タイム
13 ミスティック・ラバー
14 ヒューリスティック・シティ
15 イッツ・マイ・ターン
16 アイドル・フィロソフィー
17 すききらいアンチノミー
18 ダンス・ファウンダー
アンコール
19 ラブ・バリエーション
20 ベスト・フォー
21 ハッピー・エンディング
ダブルアンコール
22 DTF!
開演直前になるといつも開場SEの曲に合わせて手拍子だ起きるんだけど、この日はちょくちょく叫んでる人もいたり、「熱量はすごいけど、そんなライブ激しくないぞ??厄介そうな人いたらイヤだな~」と若干の不安とともに開演
1曲目はじめまして未来
新生活の人にも向けてるともとれるし、
自分は朝の目覚ましにしているのもあって、何んだが涙が出てしまった笑
平成から令和になるこのタイミングで「はじめまして未来」
後で触れますが最後のMCを踏まえると次の時代への宣言になってる。
しかもSEのSptemberからの繋ぎという完璧な流れ
次がライブ・ライフ!もう出すのか~
あれ、やっぱり今日コールすごくない?こんな声大きかったけ?
んー先に完全再現オケ同期で流していると、かえって不完全な感じがする
バイタル・テンプレーション 、やはりベースがドエロい。ウネウネしまくり
アルバムリリース直後だからアルバム中心と思いきや、アルバム曲とそれ以外を交互で混ぜたセトリでセトリの組み方に余裕を感じる。
いつも通り自己紹介だけのMCさくっと、コールがやっぱりすごい笑
「私たちにとって大事な曲なので外せませんでした」というハルちゃんのMCからジャストメモリーズへ。いつもよりテンポ早め
これはかなり英断だったと思います。
ステラボールのアンコールでやったジャストメモリーズが圧巻過ぎたので、原曲に近い形でやると如実に比較されてしまっていたはず。
見方を変えると、大事な曲もアレンジ変えて、序盤に披露できるくらい、約2年間歌い続けて成長してきた曲だし、何より今の勢いを象徴してるようにも取れた。
ジャストメモリーズもイッツマイターンもテンポ早めでやってて、走ってるように捉えられかねないけど、今のフィロのスの爆発寸前の勢いを体現しているとも解釈できてテンアゲでしたな。曲の新しい魅力も見えたしね
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) April 23, 2019
からのパレーシア、熱帯夜のようにと自然にテンポを再度上げていって流れもカンペキだった。
メンバー捌けて男子校ノリなセッション、戻ってきて新衣装!!
歴代で一番アイドル っぽいというか、フリフリ感がある衣装でめちゃんこカワイイ
後半戦スタートということで何やるかウズウズしてたらハルちゃん「バッドパラダイム(イケボ)」
来ました大好きな曲!!ワンコーラスでアイム・アフター・タイムへ繋ぐ
定番になったけど、何度聞いてもこの流れは好き
そして歌割が変わっている!
ちょっとビックリが大きすぎたし、ワンコーラスだったからちゃんと聞けなかったけど、こちらも代表曲を大胆アレンジ。歌割変更は、複数人で歌うアイドルならではのアレンジ方法ですね。
続けてミスティック・ラバーもワンコーラス、からのヒューリスティック・シティ
去年の年末から半年、ついに年号変わる直前という曲の世界観に最も近いシチュエーションで聞くことができた。
新衣装の奥津さんおとはすの絡みが妖精さんのように可憐でした。
そろそろクライマックスということで、個人的には初めて聞くシンプルな4つ打ちリズム、だんだん音が増えてイッツ・マイ・ターンに!!
これまで1曲目が多かったこの曲が、ついにセトリの切り方を変えた。こちらもベースがうねる。
ここからアイドル・フィロソフィー、すききらいアンチノミー、ダンス・ファウンダーと代表曲連続で締め。怒涛の盛り上がりなのは言わずもがな。コールもすごかったけど、そんなの吹っ飛ぶくらいここまでの流れに魅了されてガン踊りしてた。
ダンス・ファウンダーは4thワンマンの時にここクアトロで1曲目として初披露、大ラス
で再演した時からとんでもない大名曲だったけど、まさかここまでアンセムになるとは思わなかったな~としみじみ
こちらが当時の興奮ツイート
フィロのス新曲、ホントに一曲目にやりやがったけど、大名曲!! トマパイのワナダンスに並ぶ、後世に聞かれ続きたいディスコクラシックですよ。 ストリングスが随所に入って、サビ前はEDM的な展開もあるし、歌詞は「新しいダンスを踊らせてあげる」って、もうホントに満塁ホームラン級
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) October 7, 2017
アンコール
ラブ・バリエーションからの告知MC
6か月連続remixリリースで第一弾は「ライク・ア・ゾンビ」をヒャダインがremix!
発表するとき、ドラムロール中にフロアを煽るあんぬちゃん可愛すぎた。
あらためてバンドメンバー紹介。面白かったのが今回もバンマス、ほとんどの楽曲の作曲、全曲のアレンジ担当でこの日はギター兼キーボード担当の宮野弦士さんが話すターン。
毎回メンバーと同じくらいフロアがすごく沸くんだけど、珍しく拍手煽ってきて
「オーーーチャッチャッチャッチャ」
と、いいともでタモさんがやる締めをやって「できたー!!」と今までに見たことないくらい楽しそうだったのに、メンバーが「早く喋って〜」と塩対応でテンションのギャップがすごかった笑
これまで2回のワンマンは自分の親と同じくらいの凄腕ベテランミュージシャン従えての音源完全再現だったので、気合もはもちろん、緊張もしていただろうけど
今回は同世代の気心しれた人とおいう事もアリ、終始楽しそうだった。
メンバーが「同じクラスにいたら絶対仲良しになってそうな息の合いっぷり」と言ったら、ハルちゃんが「休み時間にカードゲームやってそう」とぶっこんできてたのも良かったw
今回のツアーは売り切れなかったらしいけど、それはまだ伸びしろがある証拠だ!みたいな流れから新しい時代への意気込み?も話していたけど
おとはす「令和で最初に売れるアイドルになりま〜す」
奥津さん「次の時代のアイドルを作っていきます!」
と、本当に頼もしいお言葉をいただいた。今の雰囲気見ていると全く背伸びや無理してる感がないところが最高
そんなMC終わりのベストフォーでは楽し泣きした。
終盤の楽し泣きは最近「ライブ・ライフ」に取って代わったと思ったけど、やっぱりこの曲好きだ~恒例の拝見(おがみ)発動
※拝見とは、両手を合わせて拝みながらステージを見る、特に感極まったときに起きる行動
そしてハッピーエンディングで大団円
と思いきや、ハッピー・エンディングのラララの合唱が起きて、まさかのダブルアンコール!!
ギターの轟音!なんと、DTF!
ついにバンドが1番映える曲キター!!!!
最後の最後に1番ロックな曲をぶちかますとは、ウェーブも決まって今度こそ終了!
そんな感じでした。
爆発寸前とはまさにこのこと、
黄色とピンクのペンライトがそれぞれ見えて、1stワンマンで少しだけあった景色がここにきて復活するとは、やっぱりはすあんぬペアはアイドルとして優秀なんですね。
コールしたい人にも騒ぎたい人もペンライト振りたい人にも見つかったということですかね。
アンコールの自然発生的な合唱に顕著に出ていたけど、何やっても湧く。
無理に騒いでる訳でなくみんなが求めてる感じ
個人的には全盛期のBIGMAMA(2010~2011年)を彷彿とさせる調子の良さ
ずっと言ってるけど、今年こそバカ売れするぞフィロソフィーのダンス!!!!
スリーピースのバンド編成の感想は以下の通り
フィロのスはパーカッションもホーンもいるフルバンドセットで完全再現を先に見てるから、スリーピースでオケに合わせるとどうしても見劣りしてしまった。オケの音が少なかったり、アレンジ変えてる曲は若手3人バンドならでは感もあって曲が見違えた。
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) April 23, 2019
フィロのスさんバンドワゴンツアー vol.1だから次はいくらでもあるだろうけど、個人的にはキーボード追加の四人バンドを希望します。宮野弦士さん忙しすぎやて笑
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) April 23, 2019
個人的にはオケ音源はナシにして、バンドの音だけでいいと思いました。
アレンジも変えたりして、フルバンドセットの完全再現とは違う見せ方を追求してほしい。
さすがにギターとピアノ兼務だと曲によってはスカスカになるので、ピアノ入れて4人編成で骨太なヤツをやっていただきたい。場所はリキッドかEASTがいいかな。
弦士メチャメチャ忙しそうだったし笑
あとは特筆ポイントとして、セトリの組み方が大きく変わった。
今まで枠が割と固定されていた曲の位置が変わったり、定番曲も変化があったり
何やってもウケるのは新しい曲が良いのはもちろん、今までの曲でも新しい魅力を見せてくれるのが大きい気がする。
ジャストメモリーズを最初のMC終わりにサラッと入れても、ヒューリスティックシティでビシッと締めれるし、ライブライフが2曲目でも、まだまだ代表曲ダンスファウンダー先輩がクライマックス作ってくれるし、良い曲沢山でフィロのスさんセトリ作るの楽しいだろうな〜
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) April 23, 2019
そんな感じです。
ハマってから2年半くらいだけど、ジワジワと売れている感を感じながら楽しめてるアーティストは初めてで、MCでも言ってたけど令和時代はこれ以上ない活躍間違いなしなので、末長く楽しませてもらいます!
それでは