三浦大知さんの新曲『COLORLESS』聞きましたか?自分はぶったまげた。
何者かが神の怒りに触れてしまったようだな(訳 三浦大知の新曲が今まであまり無かった、音楽シーン全体に向けたメッセージ+ボースティングにもとれる歌詞と時代の何歩先か分からないサビメロでとてつもなく驚愕してる)https://t.co/BWuyuT5Nc2
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) 2019年12月4日
この前まで行われていたアリーナツアーでは1曲目に披露されていたそうですが、参加された方は大丈夫でしたか?何か漏らさなかったですか? おまけに次の曲が『Blizzard』なんて天変地異起きてたでしょう… 直ちに命を守る行動をお願いします。
ツアーセトリ1曲目COLORLESSからBlizzardの流れとか、完全に三浦大知という名の神が怒り、大地が割れ海が荒れ雷が落ちまくってる状態じゃん。災害カテゴリ5どころの騒ぎじゃないぞ?
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) 2019年12月4日
あまりにも刺さったので勢いで感想書き殴り、サウンドはまだきちんと言語化できないし詳しい方が沢山話されると思うので、あまり触れられていない歌詞を先に話します。
Apple music見る限り歌詞は自作のようけど、歌詞メチャメチャHIP HOPじゃないですか?大ちゃん作詞曲でここまで強気なのはカナリ珍しいのでは?
まとめると「お前はどのジャンルなんだ?何色なんだ?? 俺は何色でもない無色透明だけどな!!!」という、強烈なボースティングになってる。(自分自身のことを誇る、自慢することのことで、ラッパーがよく言う「俺がナンバーワン!こんだけ稼いだぜ!」ってヤツ)
あとは全編語尾をaiで韻踏んでます。メロディの区切りや発音で寄せている所も含めると
1番
カテゴライズ 一体 ライン 間に 変わらない世界 未来 くだらない 選びたい スタイル 染まらない my mind 譲らない
2番
ルールはない やりたい事が正解 戻ることはない 無駄にしない my mind 崩さない
とかなりの数。自分の韻リテラシーが上がったこともあってか、今年の個人的ヒット曲は韻が固い曲が多い
いくつかパンチラインを挙げていくと、
あっという間に流れるように見えて 中々変わらない世界
だなんて最早この世の真理でしょう。音楽だけでなくビジネス全般とどこまでも広くとらえられるし、自分の生活のようなミクロな世界にも言える、心当たりしかなくて汎用性高すぎ。
何色にでも染まるスタイル だから何にも染まらない
無色透明なこのmy mind 譲らない
も三浦大知しか歌えないフレーズですね。音楽特番では毎回のようにコラボやカバーを披露し、楽曲やライブでも客演参加が多い、正にジャンルレスな活躍を見せるJ-POP征夷大将軍の三浦大知が言うからこそ、誰も反論できない説得力がある。
こんなにかっこいいフレーズなのにサビの歌詞じゃないのが、この曲1番の信じられないポイントになっております。
※J-POP征夷大将軍というワードは初めて三浦大知のワンマンを見たときから自分が流行らせようとしているパワーワード
三浦大知さんライブビューイングとはいえワンマン初めて見れて、何から何まですごすぎて、説明しようとすると「人間ディズニーランド」とか「J-POP征夷大将軍」みたいな意味わかんない言葉しか出てこない。
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) 2018年2月15日
1番では「決めつける未来 くだらない」という言葉まで出て怒ってるようにも見えるけど(個々の歌い方が三浦大知トップクラスに雄々しい)、サビでは「もっと自由に」だったり、2番の歌詞は「今この瞬間やりたいようにやれ」と鼓舞しているような語り口になっている。
誰かをディスるフレーズは一切なく、ポジティブなベクトルにまとまっている所に大衆を導くポップスターみを感じる。
FNS歌謡際で早速パフォーマンスしたけど、初披露の場としてこれ以上ない位ふさわしいシチュエーションだった。カメラワークが本当に素晴らしくて、ダンサーさん達が映り出す瞬間「なんだこのラスボス、本体はどれだスタイルか?ひっくり返っても勝てねぇ…」ってなった。
改めて思ったけど、COLORLESS初披露の場としてFNS歌謡祭は最適だったかもしれない。歌詞のメッセージが1番響くというか、三浦大知が「君の色は?」って聞いてる相手は同業者だと思うので、沢山のアーティストがフロアで見てるFNSのステージだからこそダイレクトに伝わる https://t.co/uwUdrh8PBP
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) 2019年12月4日
余談ですがジャケットのこの、何とも意味ありげな文字間のスペースは何を意味しているのだろう… 見た限り母音の前を空けているけど
歌詞はここまで、少しだけサウンドの話
サビは「What is your color 君の色は? I am colorless」の繰り返しで、コーラスを加工してEDMのドロップのようになってる。全部大ちゃんの声なのかな?
そして「ドゥドゥドゥ」と鳴ってるベースが何とも言えない浮遊感を出している。Perfumeの『FUSION』 にも似てる気がするし、最近のトレンドの音なんですかね
Bメロでシンセベース?の低音メインになる所も、またライブでラスボスみたいな風格出すんだろうな…
自分の耳が聞き慣れたのか、『球体』から『Blizzard』『COLORLESS』と段々耳に馴染むまでの期間が短くなってきた。ただ、キャッチーで耳に残るというより「何かよく分からないけどスゴイからどうなってるのか気になってしまう」という好奇心からのリピートが止まらない。
何かのインタビュー三浦大知さん本人が言ってたけどエッジーを突き詰めるとキャッチ―になるを体現する曲になってる。
2020年3月にコレオビデオ(振付動画)が公開されましたが、まぁすさまじい。曲のタイトルに合わせてほぼ全編モノクロの定点カメラ。という極限まで要素を取り除いた演出。
その中で1番では白バック/黒バックで画面切替え・分割され細かい対比が出来たり、2番ではDMダンサー合流など変化もつける。ただでさえ難解なダンスが全員寸分の狂いもなく揃っていて「3Dアニメか?」と疑ってしまうほどのクオリティ。どういう動きなのか分からない。特に足さばきどうなってんの…
些細だけど丈がスッキリした服なのも良い。長いのもブワってなるのいいんだけど、ほぼ毎回長いんだもの笑
そろそろ締めます。ここまでくると半分ホラーなんだけど、驚くべき驚愕の事実がありまして、なんとこの曲は来年1/15に出るシングルのカップリング曲を先行配信のようです。
大事な事なのでもう一度、
この『COLORLESS』は年明けに出るシングルのカップリング曲なんです。
オイオイ待てくれよ、カップリング曲でこの大発明だと?これを超える曲がすでに用意されている?表題曲では何が起きるの?世紀の大発明?コペルニクス的転回?ビックバン?『COLORLESS』は我ら三浦大知2020年リリース新曲四天王の中で最も最弱なの?もう殺すなら一思いに殺してくれェェェェ(ホールツアー死ぬ気でチケット取り行きます)
来年のツアースケジュール(チケットぴあ先行受付中)
それでは