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SKY-HIが1年で1番自由にラップする日は自分にとってHIP HOP学年末テスト

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SKY-HIの裏ツアーこと、Round A Ground 2019 豊洲PIT2日目「YO! SKY RAPS」に行ってきました。3回目になるRAGのHIP HOP回、今年は「好きなことを、好きな人とやる」をテーマに国内はもちろん、韓国に続きタイからもラッパーを呼んだ。 

 

前提としてSKY-HIは自身の誕生日である12/12と前日11日に豊洲PITで内容異なるライブをしてます。初日は対バンゲスト呼んでたけど今年はが曲投票の上位曲をカウンドダウン形式で、今年はHIP HOPに限らずゲストを呼んで行いました。

 

自分は皆勤賞なので毎年の恒例になりつつある。ぶっちゃけ期待値低めで臨んだらメチャメチャ良かったので、速きこと風の如くの手のひら返し感想です。

 

 セトリ・写真はナタリーから、ライブレポートとしては記載が少なかったので、覚えている限り細かく書いていきます。(ニュアンスやタイミングが異なる場合がありますがご了承ください)

natalie.mu

 

 

 

 

セトリ

01 運命論
02 Run Ya
03 Persona
04 What are you talking about? with Novel Core
05 DOZE OFF with Novel Core
06 Precious Life with Novel Core, RAU DEF
07 Neo Radio with RAU DEF
08 WHIPLASH with RAU DEF
09 GANGSH!T with DaBoyWay
10 Good For U with DaBoyWay
11 Jail house with STAMP
12 Don’t Worry Baby Be Happy with STAMP
13 PONR with KEN THE 390, TARO SOUL
14 YO! SKY RAPS CLASSIC HIP HOP Medley with KEN THE 390, TARO SOUL
15 Critical Point with KEN THE 390, TARO SOUL
16 Tylant Island with THE SUPER FLYERS SQUAD
17 F-3 with THE SUPER FLYERS SQUAD
18 Doppelganger with THE SUPER FLYERS SQUAD
19 フリージア with THE SUPER FLYERS SQUAD
20 何様 with THE SUPER FLYERS SQUAD
21 Walking on Water with THE SUPER FLYERS SQUAD
22 Double Down with THE SUPER FLYERS SQUAD
23 Seaside Bound with THE SUPER FLYERS SQUAD
24 アイリスライト with THE SUPER FLYERS SQUAD
25 So What?? with eill, KEN THE 390, KEN THE 研究丸
26 New Verse -Remix- with eill
27 Slide ‘n’ Step with KEITA
28 We Don’t Need To Talk Anymore Remix feat. SKY-HI with KEITA
29 VROOM with Reddy
30 Stand by you with Reddy
31 I Think. I Sing. I Say with Reddy
32 Marble

 

ゲスト8人とバンド合わせて総勢13人での集合写真

SKY-HI「Round A Ground」12月12日公演の出演者。

 

暗転して『No.5』のイントロでSALUと2人か~と思ってたら1人しか出なくて、アカペラで『運命論』の「全て決まっていた~」からスタート「2019 1212 このフロアを楽しませるのがmy job」みたいなアレンジ入ってから『Run Ya』に!

いつになったらSALU来るのかと思ったら、SALUパートも音源で困惑してたら気づいた

 

今 日 の ゲ ス ト に 名 前 な か っ た 

 

完全に固定だと思ってたけど、発表されてないし今この曲やってるのに出ないってことは今日はナシか。変に期待値上げてしまったので、カナリのやらかし

 

1番終わりに『Persona』へフレーズちょい出ししながら繋ぎ

 

Novel Core

ちょっと喋って最初のゲストはNovel Core、相変わらずイケメンで髪色も赤が入ってた。去年作った『What are you talking about?』を披露、バトルではジブさんの威を借るキツネ感が強いけど、フツーにかっこいいんだよなぁ。

 

Novel Core「まだいるってことは、そういうことですよ。来年の2月にアルバム発売します、SKY-HIさんに1曲featしてもらって、ビートも提供してもらいました!」

SKY-HI「かっこいいビートあげちゃったよ~」

 

フックはSKY-HIでバースがcoreだった。たしかにビートかっこいい。これでラップするSKY-HI見たかったぞ笑

 

RAU DEF

Novel Coreまだいたけど次の人が登場。歓声スゴかった一方で分かんなかったけど声聞きいてRAU DEFと気づく。知らない曲だけど、SKY-HIは『Limo』のバースでマッシュアップ

 

SKY-HI「RAU DEFとは沢山曲あるから、初めての曲やるぜ」というMCからRAU DEFが今年出したアルバムの客演曲。しまったノーチェックだった。

 

その後は定番『WIPLUSH』も披露。地味に皆勤賞だな〜〜 シークレットにせずフツーに来てくれてよかったのに!

 

Daboway 

軽く挨拶して「寒いけど、今日は暑いとこからゲスト来てもらってます。」とDaboway登場!いかついガタイにゴールドチェーンという、パブリックイメージのラッパーそのままな出で立ちで登場で来た!

 

『GANGSH!T』披露したけど、まぁかっこいい!!

www.youtube.com

 

 

声のキレと圧が段違いだった。やっぱり身体の作りから違うのかしら?もう1曲新曲やって捌ける。

 

STAMP

打って変わってタートルネックにジャケットの上品なスターきた笑! こちらも何かの曲のバースでマッシュアップ、さわやかな新曲『Don’t Worry Baby Be Happy』披露。ここまでセトリ半分以上が初披露というキチガイな展開

 

KEN THE 390 TARO SOUL

SKY-HI「ここからは先輩達読んでと色んな曲をやります」(フロアが気付いて沸く)

S「先輩ってだけでわかるんだな!」というやり取りから皆勤賞KEN THE 390 TARO SOUL来て新曲『PONR』マイミク! で1人バース被せした。

こっからメドレー、おそらく往年の名曲に合わせて『Young,Gifted and Yellow』 

 

THE SUPER FLYERS SQUAD

曲中いつのまにかtakさん登場してエアロスミスの『Walk This Way』はギターリフに合わせて日本語歌詞を各々書き下ろし、サビのTARO SOULいい声すぎてびびった笑 ここまで地声で歌えるんかい!


その後モッチーも来て完全にDJ→バンドに切り替わる。安定の 『Critical Point』
 

 

先輩捌けてからは1人で新旧織り交ぜラップコーナー、定番の『Tyrant Island』また1段階速くなって緩急も激しくなってた。『JAPRISON』の曲も自然に入ってる。毎年思うんだけど、『Walking On Water』はRAU DEFとのremixやってよ笑 なんならLick-Gもつれてきて完全再現してよ~T-Pablowより呼びやすいでしょう(逆に初回は呼べるギリギリのタイミングだったなぁ、今だったら絶対無理だ)

 

『Dobule Down』イントロ前の声だしコールアンドレスポンスは少しずつやって焦らすスタイル。途中でNirvanaの『Smells Like Teen Spirit』にマッシュアップ!!!あのギターリフ鳴った瞬間にあがったー!! 改めて思い知ったけど、SKY-HIのライブ好きなポイントは、毎回のように未体験の新しいことを惜しげもなくやってくれる事なんだよなぁ 毎回ライブ時に「スキル上がったな」って思えるのってよくよく考えたら奇跡だもん。

 

ただ、『フリージア』や『Seaside bound』は、自分の中では歌寄りの曲なので、今日じゃなくてもいいかな…ぶっちゃけスクアッドは通常営業に近いスタイルだから、他のバンド曲からのマッシュアップみたいに、この編成でやる意義がある部分は以外はちょっと浮いてしまう気がする、個人的にはバラードもなくて、ゆったり曲のラップでもいいくらい

 

eill KEN THE 研究丸 KEN THE 390

スクアッドはけあとMCで黄金時代さ!(詳細忘れたけど曲のリリック繋ぎ) からの『

So What?? -Remix-』eillちゃん堂々としたステージで、存在感が去年とはまるでちがった!

 

その後は研究丸からの390ご本人登場の流れは去年通り。違ったのはその後MC、390の笑い方「ハハァ」を悪意たっぷりのモノマネから、他のモノマネ、ステージ上でもツッコまれてたけど、ダンサーそんな引出しいらないべや!!

 

さらにはeillちゃんに近づき「触らせろ〜〜! 」

すかさずSKY-HI「やめろ!なんでそんなに悪役欲しがるんだよ!」

 

ここは結構長めに話してた。eillちゃんとは、去年はあくまで「remix企画に応募してくれた子」って距離感だったけど、この1年で数回スタジオいって仲良くなったそう。「かわいい」って言われてオタクっぽいニヤニヤからのタメ口で「かわいい…w」返しも若いノリで良かった(笑)

 

SKY-HIはAAAも含めてこの2週間、怒涛のライブ&リハ週間で、390へ毎日夜中に段取り確認LINEきてたけど、週末に一回途絶えるたそう笑

SKY-HI「さっきの『Walk This Way』の歌詞も2日前とかだもんね、日本語詞載せるのなんてさ、いとうせいこうさんの仕事だよ!」ごもっともです!!

 

喋り倒した後2人は肩組んで仲良く捌けてから『New Verse -Remix-』eillちゃん出番少ないからどうするのかと思ったけどノリ方が様になってる。 フックでコーラスしてたのも良かった。マジで1年でメチャクチャ成長したのが短い時間でビリビリ伝わってきた。

 

eillちゃんのスタンスはSKY-HIと全く同じで韓国のラッパーfeatにEXIDに楽曲提供までやるほどだから、今思えばremix企画で選ばれたのも、そういう部分をご縁の糸が結んでくれたのかもね。

 

提供曲の『Ma boy』 はさすがにSKY-HIバース載せられなかったので、またの機会に!

  

KEITA

そしてついに橘慶太さん降臨。個人的にはw-inds.好きになってからけっこう時間経って念願の初めまして。まずは『Slide 'n' Step -Extended Mix-』だったけど、さすがベテラン、動き1つ1つのカッコ良さと、声の安定感たるや!

  

『We Don't Need To Talk Anymore』は2人でパフォーマンス。

We Don't Need To Talk Anymore (feat. SKY-HI)

We Don't Need To Talk Anymore (feat. SKY-HI)

  • w-inds.
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

自分が好きになったきっかけの曲だし、w-inds.フェスでコラボした曲だから再現してくれないかと期待してたから嬉しかった。2人だから涼平くんパートはSKY-HIがいつもより低音域で歌って新鮮。1サビは一瞬止まってからSKY-HIバースにアレンジされて痺れた~、そして焦らされた上で2サビでドロップ&2人でダンス!!!

 

S「本当はKENSUKEも合わせて3人でやろうと思ったんだけど、ちょっと意味合いが変わってきちゃうからね」

K「2人に申し訳ないから」とグループ愛をサラッと語るのも大人ですね

 

 

K「今日ここまでやった曲、初披露が多いからみんな聞くの初めてだと思いますけど、日高は曲できたらすぐに送ってくれるからだいたい聞いたことあるんだよね」
S「Novel Coreの新曲も俺だけのバージョン聞いてるのね、慶太くんはなんでも答えてられるんですよ、Kaitaaa(けたー)知恵袋」

 

 S「16日が誕生日だよね、お祝いするよ(Happy Birthday to youをメッチャためたりフェイクもりもり美声で歌う)」

K「歌い方の癖が強い!あんまりにいい声だから聞き入っちゃったよ!誕生日だからって何でも許されると思うなよ!」

 

S「KEITAくんは16日だもんね、4日後でしょ〜〜オレ当日!!今日はスタッフさんに『ちんちん出してもい』って言われてるからね!」

K「イヤだよSKY-HI好きな俺はSKY-HIにちんちんって言って欲しくないってば!」

S「え~ちんちんってイタリア語の乾杯ですよ!? やだぁ!」

K「イヤ、『出してもいい』って言ってたじゃん!」

S「さすが慶太くん、聞き逃さないね~」

 

 K「僕はもう早く捌けたいです、今上手く締まったからもう帰ろうと思ったのに」

S「そう、だから話さえぎった今日は帰り1杯くらい飲んでいこうよ~」

謎の誕生日ドヤといい、打上げお誘いといい、やんちゃな弟感が強いな笑。同じ先輩でもUNISON斎藤宏介にはモロ後輩だったからえらい雰囲気違う。ここでも結構喋ってようやくKEITAさん解放

 

Reddy

S「さっき出てくれたタイの2人は明日朝イチでフェスがあるから出番終わってすぐ空港むかったんだよね、本当によく来てくれたよ~最後のゲストはお隣の国から来てもらいました、Reddy!」

 

『VROOM』キターーー!

www.youtube.com

 

当日昼休みに駆け込みで予習したら今日イチ楽しみな曲になったっていうね(笑)イヤー、聞けて良かったんだけど、その後の曲が『Stand by You』『I Think, I Sing, I Say』だったけど、ギャップが凄かった笑

 

 

最後は1人になって「俺はありがたいことに色んなファンがいて、ロックフェスで見てきた人もいれば、AAAから見ている人もいる。前の方にいて盛り上がらないのはいいけど、それを見て『盛り上がんね~な』っていうのは違う、隣の人を思いやってほしい。これはライブだけじゃなくて、今日の帰り、明日からの会社や仕事だって同じなんだ」

 

というMCからの『Marble』は今までと響きが違った。リリースしてしばらくしてからのインタビューでは「教壇からモノを言ってた」と話していたけど、SKY-HI自身が国内の幅広いジャンルの人達だけでなく、海外のアーティストと交流している中で、この歌を歌うことで説得力が増していた。

 

こんな感じ!本家のHIP HOPスタイルを見たら改めて、夏のUNISONトリビュートは頭おかしい企画だったな。

 

来年はベストアルバム出すらしく、改めて「売れたい、結果を出したい」という気持ちになったそう。個人的には星野源や三浦大知に負けないポテンシャル持ってるのに、イマイチ評価が追い付いてこないから、頑張って欲しい!

 

というわけで、最初のHIP HOP ALL STARSは越えられなかったけど、去年より格段に楽しめた!1人パートがSALUゲストだったらな〜調べたら大阪ワンマンが翌日にあったから移動日だったそう。いつか全編ゲスト回の実現を夢見ます。

 

ようやく記事タイトルの回収なんですが、SKY-HIからHIP HOP好きになって3年、自分にとってこのRAGは個人的に学年末テストになっている。というのも、HIP HOPをどれだけ聞いてきたかで、楽しめる度数が如実に変わるから。HIP HOPにハマった年の2017年はちょうど聞いていた人がゲストだったのと、今のスタイルの初回と言う事もあって人生ベストライブランキング入りレベルで良かった。

 

だけど、去年はそこまでHIP HOP深めなかったから前年超えはなかった。けど今年はアマチュアナイトやK-POPの男性アイドル等色々見たり聞いたりしてたから、ゲストの曲も新曲もすごく楽しめた。来年は今年より楽しめるよう、この1年国内だけでなく海外のラッパーも聞いていく。

 

これが実践できたかは、来年のRAGまでお楽しみに!!

 

 

それでは