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フリースタイルダンジョン年末特番を観覧とAbemaで見た話

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フリースタイルダンジョンの観覧に初めて行ってきました。初観覧にして年末特番『フリースタイルMonstersWar 令和までお待たせしすぎたかもしれませんSP』への参加!

 

MCバトルはダンジョン見るだけ、現場は年イチのサイファー祭りのみの超ミーハーだけど、もっと色々見ようと決心するくらいに面白かった。

 

そんなわけで今回は現場の雰囲気中心の観覧レポート、現場と放送で2回見たうえでバトル感想の2章構成になってます。

 

  

観覧レポート

そもそもですが、観覧当選のカギは募集開始したらスグに申込む事です。複数回参加されている方のブログやツイート見る限り、抽選と言いつつほぼ先着順。そして今回自分がやってみて分かったコトは当選メールには時間差があるという事です。(最初に当選メール来て歓喜してる人を見て、ワナワナしてたのは内緒)

 

そのため当選への最善策は、小まめにダンジョンHPやAbema TVをチェケラしつつ、収録日直前まで諦めず待つ事です。

 

そんなわけで収録当日。まず、いかつい人が多い笑 知ってたけど、普段行く現場とは人の雰囲気がまるで違う。若い人多かったけど、思ったより40代以上の人もいた。

 

新木場 STUDIO COASTではなく、Agehaとしての営業なので手前の入り口から入場。身分証明書チェックがあるのでお忘れなく。

 

ドリンク代の支払いは不要だけどカウンターは営業。収録時間が長い&休憩も少ないので飲酒はご注意を。中に入るとテレビで見た通りのセットに加え、お正月仕様の飾り付けがされていた。センターステージもあるので、収容人数は約1200人くらいかな。

 

始まる前に芸人さんが前説に登場。ネタバレNGなど注意事項の説明の後に会場を温めるべくパンチラインクイズを開始。パンチラインを言って、誰と誰のバトルで言ったかを当てるゲーム。個人的には「対戦カードまで覚えてるヤツいるかよw」と思ってたら速きこと高校生クイズの如くな回答の連続!バトルヘッズ恐るべし!

 

そして司会のジブさんサ上の登場。今回はスペシャルゲストで全裸監督のモデル、村西とおるさんが参加(番組名もこの人の口癖が元ネタらしい)。この日は度々コメントするんだけど、世界観が独特すぎて理解が追い付かない上に、司会のフォローもないので毎回ヤバイ空気になってた(笑)

 

審査員と各チーム監督も出て来て一通り説明が終わったら、まずはライブ。個人的にこの日のライブゲストは全員ヒットしなかったので割愛(ちなみに2代目モンスター SOCKS MCT YSON SATORU 舐達磨 の4組)。Agehaくらいのステージだと、パフォーマンスが会場の広さに負けてしまう。

 

そして、いよいよバトル!詳細は後述するとしてポイントだけ、

 

各監督は、まず木村昴さんコメントちゃんとしてて好感度爆上り。竹中直人さんは名監督っぽいな~MCバトルは全く知らない様子で、ドラフト会議からコメントまで終始門外漢っぷり炸裂してたけど、雰囲気の低音イケボで完全に飲まれた。あばれるくんのコメントやばかったねぇ笑 生で見るとヤバさが際立っていたたまれない。

 

今回はチーム戦だけど、対戦カードは監督の采配で決まる。だから1対1、1対3、2対3など組合せが毎回異なる。ただ、ビートは8小節の2ターンと短い。しかも2月以降に開始予定の高校生ラップバトル番組に出演予定の若手ラッパーが各チームに配属されるという、これまでの特番とは一味も二味も違う構成。

 

例えるならプロ野球のオールスター戦に甲子園球児が混ざるイメージ。百戦錬磨のダンジョンモンスター達とはスキルの差があるし、おそらくそこまで詳しく知らない。各チーム明らかな弱点、不確実な要素がある中で、誰を出すか、どう小節を分けるかが勝負の見所だった。

 

組合せ自由になることで複数戦ではチグハグ感が出てしまう場面が多かったけど、コンビネーションがハマると特番ならではの豪華さが出る!そして、たまに発生するタイマンのアツさよ!!

 

個人的には、チーム戦で2ターンだと短すぎるから3ターンにしてほしかった。けと短いからこそ、1対複数の場合はチーム内で内容が噛み合わないと1人に全部押し切られる。そりゃ筋通ってるから当然。フロア的には複数人の派手さ vs 1対3など見るからに不利な状況で1人が無双する姿のカッコよさ といった感じでした。

 

そんな中で印象的だったラッパーは以下 

呂布カルマは短い持ち分でとびっきりパンチラインの連発! 

ERONEさんはこれまででトップの出来栄え、グラサンなしでメンチ切るヤンキースタイルが良いっすね。
それ以上にJUMBOさん!!覚醒までもう少しかと思ってたけど、もう覚醒してた!

 

若手はもう、MCリトルくん一択!もはや本日の主役! 育ちがよさそうな子大好きマンなので、すっかり胸を撃ち抜かれた。

 

当日の流れとしては、バトル→ライブ→休憩→バトル→ライブ→休憩→表彰式→サイファーだったかな。特番とはいえ収録は約4時間半、拘束時間のわりに休憩が少ないのと、客層は男性多いのでトイレはかなり混みます。あと休憩中もパンチラインクイズ実施してた。

 

個人的には休憩時はトイレに行かず、トイレ離脱してスペースができた隙に移動するの方がベターだと思います。前半は割と後で見て、後半はセンターステージ目の前で見たんだけど、当たり前のように近くで見るほうが盛り上がる。メンチ切ってる様子や相手のバース中仕草、マイクに入らない話し声など、言語化しづらいけどいろんな要素があった。

 

収録終わって出演者全員捌けた後、サ上が残って「番組開始の頃に見てた若い子は大人になっちゃったり、離れていった人もいると思うけど、まだまだ面白い事やっていくぜ!」とアツいコメント。これ本来ジブさんの仕事では? と思ったけどUZIさんから正式に2代目進行を襲名したタイミングなので、良い締めでした。 

 

各試合の雑感

改めてAbemaで字幕付きで見て印象的だったところを殴り書き。Abemaプレミアムやyoutube(大きい声では言えないけど)で見てね。 abema.tv

 

第1試合

初戦はぬるっと始まる。正直、序盤はそこまでわかなかった。

DOTAMA vs呂布・龍鬼はどう見てもカツアゲされているサラリーマン(笑) 若手はみんなDOTAMA見た目ディスからの返り討ち喰らう。若気の至りなのか…バトル動画みてる?何ならウハウハしながらカウンターしてる気がする。呂布カルマへの言葉の重みといい、なぜみんな地雷を踏んでいくのか

 

第2試合

KTRは全然何言ってるか分からなかった笑。あと「へーい、ヤッヤ」とか合いの手がくどい!IDも生で聞くと、聞き取れなくてアガれないときが多かった。

UZIさんせっかく「うぇいよー」って決め台詞あるんだから先攻とらないの理由ないのに後攻、ライミングもオーソドックスな印象。ただ声デカすぎ!本人的には60%くらいの声量に見えるけどビビった。声だけで圧倒されそうになる。街中で絶対すれ違いたくない。

 

第3試合

FORKとUZIはやはり相性悪くチグハグ、さらにはS-Kaineも入って益々こんがらがって輪入道の一本調子が際立った。謹賀新年→負ける気がしねぇの韻は良かった!

 

第4試合

やはり聞き取れないKTR、特徴はないけど聞きやすいし良い子感前回のリトルくん好感度が徐々に上がる。JUMBOさんこの日初登場、やっぱ良いよ!覚醒してる。けどKTRとの年の差やばそう笑、娘より年下なのでは?

 

第5試合

3対1だけど先輩2人をおさえて若手だけでタイマンにするのとかドラマチック!文脈無しでも龍鬼良かった。ベルはダンジョン出場時からインターバル短いし、大声のみだから早く飽きが来るの早そう。

ここまで良くも悪くも拮抗だった所へ呂布vsTK・輪入道が沸いた!当たり前だけどモンスター同士はレベル高いけど、その中でも呂布のパンチは階級を見違える程に重い。

 

第6試合

若手の中では向かう所敵ナシな裂固ちゃんでも、やはりFORKの壁は高い。ライミングスキルの差を感じてしまう。最初1対2から1対3と逆境の中踏ん張る主人公感あったけど、連続で見るけどフロウの変化が少なく3人の派手さに見劣りしてしまう。(判定は裂固ちゃん勝利)

 

第7試合

JUMBOさん「ジャンケンの仕方がかわいい」という思わぬ魅力が見つかる笑 輪入道とJUMBOさん2人とも同じ位声が通るけど、フロウの差があるかな~タイマンで勝利する大金星!

Kダブさん「最初の2小節で台詞みたいな主張するはラップじゃない」とバッサリコメント。この後のベルが指摘の通り過ぎたし、IDには「音楽に消化できないならシャウト」とまで言われてしまい、さすがにかわいそうだった…

 

第8試合

JUMBOさん「モンスターズワー」って言うのかわいい。ダメだ、何しても好きになってしまう笑。3代目モンスター同士やり辛そうと思ったら呂布はお構いなしに「フロウはいいが中身がないからサンプリングされない」とぶん殴ってる。KTRには「ガキが口挟んでんじゃねぇよ邪魔だ」ってイヤなヤツだな~(褒めてる)

 

第9試合

FORK vs 3人はそこまで師範代スタイル決まってなかった。DOTAMAは自分のスタイル貫いてたしリトルくん最後のは今日イチのパンチラインだったし、プロップス勝ち感ある。とはいえブラックカンパニー勝ったら次が消化試合になってしまってたけど、しっかり負けて最終試合で優勝が決まるよう盛り上がるの、良くできた内容だ~

 

第10試合

ベルは心が折れてしまったのか、相談の上で先攻チョイス。迷わず言うからカッコいいんだよ~やっぱ今日ERONEさん調子よいわ、ただただ怖い笑。

ここまで好感度が上がっている中で最後にリトルくん vs TKのタイマン!先に1勝して余裕があるからこそできる采配で、さすが名参謀DOTAMAさん、もはや年末特番の優勝請負人だ。それにしてもKICK一切通らないでラッパー目指すようになったって、世代の差を感じる。

 

まとめ

こんな感じでメチャクチャ楽しめた! これが無銭で見れるなんて、改めてテレ朝さん、アベマさんに感謝。

 

個人的に1番の収穫は「頑張っている姿を見てグッとくるヤツ」を体感できたこと。年とったからかねぇ

 

反省点としては普段、字幕に頼りすぎていた事。UMBや罵倒など他の大会の動画もほぼ見ないくらい浅いバトル好きですが、如何に毎週の放送で字幕に助けられていたか痛感した。

 

特に若手のラップは現場だと尚更聞き取り辛かった。沸点が違うにせよ、周りは自分より沸いていたので、自分の聞き取り力上げてく。

 

常々ボーカルは聞き取りやすさ(’声のデカさと滑舌)が大事と思っていたけど、ラッパーは特に大事ですね。最後のサイファーで顕著だったけど、特に自分は声質と言ってる内容でバトルみてるので。あとジブさんのチートさね笑 内容は特段すごいわけではないのだけど、あんなにカッコいいのズルい。

 

反省点もう1つはバトルビートね、2割くらいしか分からなかった笑 先にバトルビート流すとこで全くアガれなかったし、聞いててカッコいい曲もあったから放送だけでなく、観覧でもモニターに映して欲しい…

  

1つだけ欲張るなら、R-指定のバトルを生で拝みたかった。今年に関してはブラックモンスター、モンスター維新軍が年末特番感ありすぎてねぇ 最初は若手と組ませるの謎だったけど、また同じような構成だとさすがに食傷気味になってしまうので、結果的には良かったのかも。

JUMBOさんも覚醒したし、Rさんのバトルも見たいから今年は通常回の収録にも行くぞ~

 

 

R-指定の2代目ラスボス初陣から毎週更新中。

www.crying-thankyou.com

 

それでは