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Authorityが会場の空気を掌握するもFORK師範代の稽古でミッチリ絞られる フリースタイルダンジョン雑感(2020/01/14放送)

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Season7 Rec3-6は前回に引き続きAuthorityが登場。モンスター襲名以来負けなしのIDをクリティカル撃破した勢いそのままに、今回はTK da黒ぶちを撃破。続く3人目のモンスターはFORKが登場、歴代トップクラスに高い完成度の師範代ラップで撃退した。

 

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※表記ルール→引用部分は色付けして『』、自分が要約した内容は黒字「」、押韻は太字

 

Authority vs TK da 黒ぶち

お互いTKは「特に印象なし」、Authorityは「言葉数は多いけど刺さる言葉は少ないからお釣りつけて返す」とすでに戦闘モード

 

Round 1

8×3でBPMはMiddle、先攻TK

ビートのサンプリングから入り『キッズの悪い所集約したみたいなライムのスタイルは俺には通用しないぞ 何回も見てきたお前みたいなタイプ 結局右から左いなくなってったっす』と先制パンチ

 

返すAuthorityは「俺はレベル100のノーマルタイプで、お前はレベル20の格闘タイプ、こうかばつぐんでも全然効かない」と一蹴。語尾をaiで固めつつ『モンスターなのにマイクの先っちょ危ないし!』(MICともかけてる?) さらにはTKのドラクエネタから『会心の一撃この切り返し』とカウンターが決まる。

 

TKはキレが悪くなり、「チェックメイト」という言葉から再度Authorityが『テンプレート→全然ブレねぇよ→地殻変動→リヴァイ兵長』と踏み、進撃の巨人ネタを入れてくる。これはまんまとカウンター喰らった。ワードの広げ方がすごい。

 

結果は3対2でAuthority勝利

 

Round 2

ここでダンジョンルーレットの機材トラブルで、先ほどの「8×3 Middle」しか出ない事態が発生。「直るまで待ってたら空気が変わってしまうし、ラッパーは出された音に対応するもの」というサ上の提案から8×3 BPMはMiddleで試合続行。このやり取りからのAuthority先攻チョイス!(サ上「さらにアツい展開になってきました~」)

 

この流れを受けてAuthority「機材トラブルなんて気にしねぇ、どうせ俺のラップやばすぎて帰るころには忘れてる。むしろ俺がきたことが一番トラブルだろ!」と、まさにトラブルを蹴っ飛ばすバースでもちろん会場爆沸き。

 

その後のTKのディスもあと一歩踏み込めないなか、カウンター喰らい続ける

T「結局テキトーに韻踏んでるだけ」

A「お前も早口してるだけ」『鳩に豆鉄砲、一発いいのもらわねぇと倒れねぇぞ

 

T「お高い鼻へし折ってやる」『アンサーないなら あんさんとやる意味ないじゃん

A『俺の鼻高いわけないピノキオみたいにウソつかねぇリアルしか言わねぇ

 

結果は4対1でAuthority勝利。まさにVTRの通り、早口で繰り出された言葉を拾ってお釣りつけて返す!トラブルから更に会場を味方にして「これはpekoパターンでラスボスまでの道が見えた!?」と思ったよ。

 

Authority vs FORK

3人目はFORKが登場。TKのジャッジの際に映ったモンスタールームで呂布カルマと話していたので、3番手4番手の調整をしていたのかと。

お互いの印象はFORK「色々器用にできるけどそこじゃない」とバッサリ。Authority「小節の構成がうますぎて、そこで戦っても仕方ないから粗さで勝負。」と強さを認める

 

Round 1

16×2でBPMはLow 先攻FORK

 開口一番『全部が揃ってる?笑わせんじゃねぇ  全部が平均点 どうしようもねぇ』とTKに続き踏み込まない若手ディスと思いきやまるで違った。『全く聞き応えがねぇここで止めた方が君のため→全く身の為にならねぇぜマジで→味がなさすぎて胃もたれもしねぇな→まるでキモサベみたいな感じラップがしょっぱすぎる→もしかして間違えてんじゃねぇの?塩加減→しょっぱくてしょうがねぇ全員がこのバースきいて興ざめにはならねぇ』と長い小節の中で意味を通しながら踏みまくるディス!

 

さぁAuthorityどう返すか『あんたが言ったように「そうする」なんて言わねぇから脳の回転がミソとか下らねぇことは言わねぇ』と、塩に対してソースと味噌を出すという粋な返し、若手ディスに対しても『全部が平均点→逆に聞くよこいつで「平気?」って』と踏み返して『何がアベレージ巻き直したバンテージアドバンテージ 憧れの場所まであと何センチ?』と強烈アンサー!

だったけど後半失速してしまい、最終的に「16運べねぇ」とまで溢し、少し苦しそう

 

これを見て師範代『最後の方で窮屈になってる みんなは憂鬱になってる→俺はお前の感性をくすぐる こちょこちょ→なんも誇張しねぇ胡蝶蘭よりも花咲かせる→校長のつまんねぇ話を一緒にすんじゃねぇ』とuuuuで「くすぐる」と踏み、そのオノマトペ「こちょこちょ」から子音踏みというエゲツない攻め!

 

これだけ決まってもまだ小節あるから『ヤバすぎるフリースタイル最後まで続けていくのが俺の真骨頂だ→おっちょこちょいには負けねぇよ もっと来い→ていうか出直して来いよおととい→お前俺程遠い この通りモノポリーでも勝負になんねぇ』と追撃、最後は『ロングラン→文句なく→モンブラン→ドッグラン』とさらに踏み倒し、「よく頑張ったけどここで終わりだから地元の青森に帰りな」と締め。呂布カルマか!っていうくらいのフルボッコ…笑

 

ここまで若手ディスされるとさすがにAuthorityの勢いもなくなる。ドッグランから『自分でリードに繋がれてる事認めてる飼い犬だろお前は 俺は野良犬』と返すも以降がうまくハマらず。「~かもしんねぇ」や「~みたいなことは言わないぜ」が増えると勝敗を決してしまった感ある。

 

結果は3対2でモンスター勝利。KEN THE 390の解説の通り、16小節でBPMがLowでマラソンのような試合の中、Authorityはスタートダッシュは決まるものの、後半ダレてしまっていたが、FORKは全く減速せずむしろゆるやかに加速していて、最終的に抜き去っていった。

Round2

8×3でBPMはMiddle(ここまで長いターン続くの珍しいけど、まだルーレット不調なのでは?) 先攻FORK

1本目は取ったとはいえ、あれだけ踏み倒したのにクリティカルが出なかった程に会場の空気はAuthority寄りになってる。いつものFORKさんならクリティカルで仕留め損ねた後は減速するイメージあったけど、今日はどうなるか

 

 (バトル前にチャンスカード使用を数秒悩んで使わなかったAuthorityに対して)『半端ないねあの絶妙な間 あれじゃお前のこの先は絶望だな』と茶化すが、Authorityひるまず『絶望→エスコート→欠乏症→別行動→レスポン』と踏み返し。

 

FORKお馴染み「知らねぇ」挟んで『オリジナリティがない』とディスるが、やはりちょっと減速かな?返すAuthority『何がオリジナリティ 親戚のめっちゃ仲良い叔父みたいに説教すんな』『説教ジジィ→現状維持→easy→意地』とアンサー決める。

 

が、この返しがFORK師範代今日イチのパンチライン『俺のラップが説教に聞こえるって事はお前に心当たりがあるって事だ』を放つ!!見返すとこの後は『スピーディ→スキニー窮屈→憂鬱→終止符』と踏むことを優先して文章として弱くなっているけど、直前であんな事言われたら一気に持ってかれてそれどころじゃねぇわ

 

結果は4対1でFORK勝利。勝敗決まった後の優しい笑顔まで含めて師範代ラップ炸裂。TK戦に続いてVTRで触れていた「バースの構成のうまさ」をこれでもかと見せつけられた試合だった。

 

まとめ 

TKは予想通りの展開だったが、FORKさんの調子のよさは予想をはるかに上回ってた。しばらくFORK戦見てアガらなかった自分でも笑ってしまうくらいに強い、参りました…呂布カルマも「どうせまた来るから怖い」と 珍しくポジティブなコメントだったので、可能であれば年内の再登場を希望。ただ、ラップしてる時と普通に話す時との差が大きいな笑

 

来週は3代目モンスターツアーズとのことなので、更新はお休み予定(いつもモンスタールームにいるし、般若とは違うスタンスのラスボスだからR-指定も出てほしいなぁ)

 

 

R-指定の2代目ラスボス初陣から毎週更新中。

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それでは