月イチの良かったモノまとめ、今年の3月までには追いつくことを目標にやっていきます。
覚醒 / Superfly
もうツアーが終わってライブMVが公開されてアルバムも発売したけど、大事な事なので何度でも言います。
Superflyの『覚醒』はHIP HOP全盛の今、バンドサウンドで韻もガチガチに踏んでるのにタイアップ曲として作品と絶妙にマッチしている計算しつくされた、とてつもない名曲です。
サビの呪文のような歌詞は意味がないマントラだからこそ自由に音を選べて、韻を複雑に踏むことで響きの良さと引っかかりを生んでいる。
同じビートでフロウを変えるのがラッパーだけど、サビの呪文は同じメロディで、毎回異なるサウンドをバンドが弾き倒しているという逆転の発想した、メチャクチャHIP HOPな曲なんです!
詳しくはこちらに
これも大事なことだけど、EDの『氷に閉じ込めて』は元・椿屋四重奏の中田裕二さんアレンジで、アメリカのド田舎の移動遊園地をイメージした、懐かしさと温かさと少しだけ切なさが詰まった音像になっております。
これがバトルシーン流れる映画『プロメア』は、さすがに上映終了だけど、そろそろ立川シネマシティ極爆で見れるハズ! (年内はないということは、年明け以降はある)
『プロメア』の上映を期待する声を多く頂いておりますが、申し訳ございません、年内はないかと思います。ちなみにシネマシティ隣の立川髙島S.C.館8階のキノシネマ立川さん( @kinocinema2 )にて絶賛上映中です!_φ( ̄ー ̄ )
— Cinema City (@cinemacity_jp) 2019年8月19日
ヒューリスティックシティ(mabanua remix) /フィロソフィーのダンス
今回の6カ月連続remixシリーズで1番良かった!音数を極限まで減らすことで原曲から重厚感を取り除き、普段使いできるバラードに変身。駅から家までの帰り道に聞いてチルしましょう。
ボーカルの伸びも少し減らしてるのか?アレンジのせいかループ感が心地よい。『アルゴリズムの海』に次ぐ、ナード系ラッパーに生まれ変わったらビートジャックしたい曲。
言わないけどね / 大原ゆい子
夏アニメで2期をやるから春にBSで再放送やってるのを視聴。むかーし地元の本屋で試し読みした時から世界観が好きだったけど、リアルでは原作の世界観のような瞬間には一切立ち会えずに大人になって見たら、ドMのツボを抑えられすぎて好きが爆発。あまずっぺぇぇぇぇぇ
そしてこの曲よ。この『言わないけどね』ってタイトル見ると我々凡人は「好きだなんてスグに言わないぞバーカ」的なフレーズが来ると思うじゃん?実際の曲はそのはるか上空だった。
サビの歌詞がコチラ
勘違いされちゃったっていいよ
君とならなんて 思ってったって言わないけどね
恐れ入りました…テン年代ベスト歌詞部門があったら間違いなくノミネート。改めて語るまでもないけど、かわいいの三弾撃ちに殺される。
『勘違いされちゃったっていいよ』ってだけでも「学生時代に言われたい言葉ランキング」ブッチギリ1位でキュン死にしちゃうのに『君とならなんて』が入ることで特別感が五割増しになり昇天まったなし、
最後に『思ってったって言わないけどね』と入る。最後にようやく、タイトルフレーズの回収だし、このフレーズは曲の主人公(=高木さん)のモノローグだから君(=西片)は知る由もない。曲を聞いてる/アニメを見ている自分達だけが知れる秘密っていうのがまた良いんですわな~~~
しかもこの歌詞がドンズバにハマる歌メロに落とし込まれているから尚更スゴイ、読み上げるより歌った方がしっくりくるメロディの魔法にまたときめいてしまう。
どこの「かわいいの裏側おじさん」の職人芸かと思ったが、アニソンのシンガーソングライター大原ゆい子さん自身で作詞!元々原作ファンで、オファーが来た時は大歓喜だったらしいけど、これだけ作品の世界観に寄り添いながら胸を撃ち抜くパンチラインを書いたのは深い愛と作家性が為せる技ですね。
しかもこの曲が2期のあるシーンで登場するんだけど、これもこれで本当にテレビの前で「ッッタアアアァァァァァァ」って叫んでしまった。 総じて2019年のキュンキュンの9割は高木さんに供給してもらいましたとさ。
こんな感じ!狂ったかのように『覚醒』きいてばかりだったので、少ないね。
それでは