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このビートもこのメロディも世界中に放て ~歴代最高を更新したフィロのス新木場ワンマン~

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フィロソフィーのダンスさんGlamarous 4ツアーファイナル、グループ史上最大キャパの新木場STUDIO COASTワンマンに行ってきました。マイペースなライブレポ。

 

なんと言っても歴代ワンマンで最高を更新した。まさにエクセルシオール!!おまけにサプライズでメジャーデビューの発表まで、史上最重要な夜だった。

 

ライブ感想概要を別記事に書いたら、焦りがなくなってしまい1ヶ月遅れの更新になってしまったので、本記事では記憶の限り細かく書いていきます。

 

 

ライブ前

今回のツアー、自分は初日の埼玉公演に行ったので2回目、引っ提げないツアーならではのセトリで、しかも各地の可変枠も予想以上に変えてた。初日のレポと各地セトリ可変枠まとめ

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個人的には気合入りまくってたので、大好きなUNISONのライブ前恒例企画のセトリ予想を初実施

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モチベ上げるために、歴代ワンマンライブのふりかえりまでやってた。

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そんなわけで期待値MAXで当日。物販始まる時間に会場ついて、まず入ってくる看板を見て最初のエモピークに(早い)。物販列はすでに5列くらい折り返しになっていて、完全に売れているバンドのそれ!

 

物販に併設されて、レギュラー番組『フィロのス亭』のオリジナルグッズ販売と、DIY企画で作成された楽器がされており、メジャー感強め

 

一通り買って一時退避、プレミアムチケットなので早めに入場列へ。開場が押しているらしく、ロッカー入れようとしたらガンガン音鳴ってたから最終調整のよう。最終的に20分押し。

 

そして満を持して入場、ステージには幕、巨大ミラーボールがメンバーカラーに彩られて回っており、BGMは開場SEとは思えない大きいボリューム!曲はディスコティックオンリー、いい準備運動になるなぁ!この時点で気合の入りっぷりが違う!

 

曲は宮野弦士さんセレクトで、Apple music、Spotifyでプレイリスト公開されてます。

 

心配していた客入りも大丈夫だった。ソールドアウトはしていないようだったけど、最低限踊れるスペースは確保された状態の満員。個人的にはこれくらいが1番好き。そんなこんなで、すでに沸点間近まで上がっていよいよ開演

 

セトリ

01 アイドル・フィロソフィー
02 アイム・アフター・タイム
03 プラトニック・パーティ
04 フリー・ユア・フェスタ
05 イッツ・マイ・ターン
06 ヒューリスティック・シティ
07 スーパーヴィーニエンス
セッション
08 バイタル・テンプテーション
09 ライク・ア・ゾンビ
10 ダンス・オア・ダンス
11 シスター
12 ベスト・フォー
13 すききらいアンチノミー
14 ダンス・ファウンダー
15 ライブ・ライフ

アンコール
16 ジャスト・メモリーズ
17 ハッピー・エンディング

 

一部楽曲はライブ音源あり

 

良かった所(ほぼ全編) 

音が大きくなり暗転、幕にスポットライトが当てられシルエットで後ろ向いた4人が登場!!そのままSEなしで『アイドル・フィロソフィー』へ!こんな待ってましたなオープニングあるだろうか、いやない!

 

1サビ奥津さん「行くよ新木場!」で本当にCOASTでやってると実感できた。いつも終盤でやって、散々叫んだ後に泣く曲だけど、1曲目のビックリと、ここまでの演出にやられてしまい見入ってたら終わってしまった。

 

からの『アイム・アフター・タイム』で、「あーこれは、セトリ同じなヤツだ」とセトリ予想を打ち砕かれる…基本的に曲順が同じとはいえフルバンドセットであるわけなので、アレンジや曲の繋ぎで見事に全編ハイライトになった。

 

矢継ぎ早に『プラトニック・パーティー』~『フリー・ユア・フェスタ』の繋ぎ、とくにプラトニックは古参が沸いてたねぇ笑 フリー~はボーカルがバンドに負けがちなので、1コーラスでちょうどよい、このまま4つ打ち繋ぎくるかと思ったらなかった。

 

『イッツ・マイ・ターン』もイントロで焦らし、かなりアレンジ変えたと思ったけど、remix版だったのかな?『ヒューリスティック・シティ』は今日のバンドで見ると改めて思った、この曲絶対ライブのハイライトに持ってくるでしょう。最初のセクションでサラッとやるのが信じられない(褒めてる)

 

最近のフィロのスは熱狂したフロアを鎮静化させるように最初のMC明けバラード入れるけど、そのフェーズすら超えた。セクションの1つの揺さぶりとして使う、なんという贅沢。

 

ただ、ここまで終わったくらいでちょっとだけ前回の品川ステラボールを越えられるか懸念があったんです。セトリ予想の負の面が出てしまいセトリ期待しすぎたのもあったのと、珍しく前の方に来たらスピーカー位置の関係で音の圧が少なかった。ただそんな気持ちはこの後吹き飛んでいく。

 

ここまでやってMC

奥津さん「みんなの人生最高のライブにします!」

あんぬちゃん「今年一番の思い出は新木場STUDIO COASTのフィロソフィーのダンスで決まりー!」

ハルちゃん「今までで一番最強の日向ハルで来ました!」

おとはす「みんなの幸せを更新しに来ました!」

 

いつも通り簡潔ながら、ギアの違いを感じさせる挨拶。詳細忘れたけど奥津さんのMCが私信すぎた。

 

バンドメンバー紹介は回数を重ねるごとにメンバーの自由度が増して、演奏に合わせて体を揺らしたり勝手に楽しそうにしていて、地味に成長を感じるポイント。

 

バイタル~からのライクアゾンビの繋ぎとか、やっぱり気を抜いたらいつ殺されるか分からない笑 前の曲のアウトロあたりから準備運動するのは大好きなUNISONやBIGMAMAでよくやっていて、ついにフィロのスもこのフェーズまで来たと勝手にしみじみ

 

今日の特筆ポイントは「階段」これがあると上下の奥行きができてすごく良かった。アイドルは存在の肯定だから座ってるだけでも愛おしい。そして表情がよく見える。しゃがんだり顔が下に行く振り付けもあって、普段見れない部分が見える等、いい事しかなかったので、毎回設置希望。ってかここまでやるなら、そろそろホールライブやりましょうよ

 

耳が慣れてきた& PA調整がされて音が良く聞こえるようになったけど、今までのバンドとは別モノになっていた。

 

奥津さん「世の中には2つの選択肢があります、踊るか、踊るかです!」

と煽りまくりの口上からの『ダンス・オア・ダンス』 しかもホーン隊も振付に合わせて踊る狂喜乱舞な事態に!!

「ダンス・オア・ダンス」を歌うフィロソフィーのダンス。

 like a ビッグバンショーーーウ!!!! まさに爆発的な盛り上がりだった

 

熱狂のまま繋ぐと思ったらMC、このタイミングでアンコールみたいな感極まりっぷりで何事かと思った。

奥津さん「フィロソフィーのダンスはお客さんだけでなく、スタッフさんやバンドメンバーの方など、たくさんな人に愛していただいております。私たち愛される女なので笑 残り少ないけど愛をぶつけ合っていきたいと思います!」

 

あんぬちゃん「去年リキッドルームで『大船に乗ったつもりでついてきて下さい』とか言っちゃったんですけど、ずいぶん乗客が増えまして、とてもいい眺めだなと思ってます。私だけではこの景色見れなかったし、誰1人欠けても見れなかった。」

 

ハルちゃん「アイドルほとんど何も知らない状態で入って、時にはすごく苦しい時もあったけど、こんな綺麗な景色を見ることができて続けてきて良かったなと思いました。」

 

おとはす「今回ツアーをやってみて思ったのは『フィロソフィーのダンスに入って良かった』が1番の感想で、学校や会社で『ここに入ってよかった』なんて思うことないじゃないですか笑?あんまりそういうのを感じたことがない人生だったので、そんな感情が自分に芽生えたことに感動しました。1人残らず、誰推しとか関係なく、みんなの人生を明るく、そして良いものにしたいって本当に思っているし、フィロソフィーのダンスならそれができると思っているので、これからもみんなには着いてきてほしいですー!」

 

MCにも4人の人生、キャラが色濃く出る。アンコール終わりのようなMCを経て、奥津さんの「今の私たちだから歌えた。グルーヴィでセクシーな曲」という曲フリから始まったのは『シスター』

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イントロのシンセが鳴った瞬間から最後の奥津さんフェイクまでずっと目を凝らして見てた。初披露から1ヶ月でここまで進化したのか。今日のバンドの音像は、この曲のためといっても良いほどの仕上がり。初日は曲を聴くのに集中していたから、振付けがこんな色気あるとは思ってなかった。

 

アウトロの静寂からハルちゃん『ベストフォー』のサビをアカペラ、全身を撃ち抜かれたような感覚だった。ボロッボロ泣いたよね笑 この時は今日イチ泣いたと思ったけど、まだ続きがあるだなんて、この時の自分は知る由もない(こっから泣いてばっかり)

 

昨日のライブを見て、少なくともとも向こう20年くらいは「フィロのスの終わりの時に立会うことはない」と確信しながら、昨日の余韻を噛み締めて朝から泣きそうになってる。#フィロのスG4ツアー https://t.co/vr9zz7U2OD

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泣きやむ間もなく『すききらいアンチノミー』のカッティング、あんぬちゃん「この曲聞かなきゃ帰れないよねぇ!」帰れなぁぁぁぁぁい!!!! ワンマンの回数を増すごとにイントロが鳴った瞬間の昂ぶりが強くなる。からの『ダンス・ファウンダー』と代表曲連続の流れでフロアの熱はすごかった。普段やらないラインダンスも思わずやったよ(笑)もう終わりかぁと思ったら本編最後に『ライブ・ライフ』を入れてきた。

 

リリース当時から、締め曲として似合うと思っていたけど、これ以上ない位ふさわしいステージで念願叶った。同時に『ダンス・ファウンダー』は初披露だった4thワンマンのクアトロ以降ついに締め曲の座を明け渡すこととなる。ようやく泣き止んできたのに、やっぱり追い泣き発動。ステラボールでも大泣きしたけど、それ以上に泣いた。

 

泣きべそかきながらアンコール待ち、衣装はそのままで登場。今回はセトリから外すことで成長を見せると予想した『ジャスト・メモリーズ』を披露。

ハルちゃんが階段を下りていく、この曲は動きが少なかった分、階段から降りてくる動きがとても化けた。最後のロングトーンも圧巻。バラードで毎回違った魅せ方できるって、アイドルどころかバンドでも中々いないでしょう。

 

最後は『ハッピー・エンディング』で大団円。間奏みんなしゃべりすぎて、おとはす尺足りなくなるの面白かった笑 もう合唱部分も過度に煽らなくてもフロアが歌えている。 

 

最後にバンドメンバー含めて写真撮影、お疲れ様でした!

と思ったらバンドのみなさんはけて4人だけ残る。

「4人だけになっちゃたねぇ」と、また帰りたくなくてダラけてるかと思ったら「お知らせがあります!」と!!!

てっきりアルバム発売→野音の発表と読んでたから「フィロソフィーのダンスは結成5年目を迎える2020年に」という単語を聞いた時点で何度目かの涙腺崩壊

 

「ソニーミュージックから、メジャーデビューします!!!!」(メンバーカラーの金テープ発射)

金テープが舞う満員のフロア。

 

奥津さん「私たちフィロソフィーのダンスは、嬉しいお知らせしかしません!これからも絶対みんなを幸せにします!」 今年はShiggyやNICOの解散があったから、この言葉が凄く頼もしかったし嬉しかった。

 

あんぬちゃん「本当にあきらめないで、続けてきてよかった」最後の最後まで泣かなかった彼女が発表した直後にしゃべれなくなるほど泣いた後、絞り出したこの言葉はとても感動的だった。

 

ハルちゃん「おばさんになっても、ババァ・フォーになっても私たちは歌って踊り続けます!」お前ってヤツは本当に、、そういう子なんだな…笑!

 

おとはす「フィロソフィーのダンスは着実に1歩1歩を歩みすぎて、アイドルとしてつまらないんじゃないかと思うこともすごくあったんですけど、これを機に今日からまたスタートラインなので、大きな船に乗って、上を目指していきたいと思います!」

つまらないだなんて、一瞬も飽きちゃいないからさぁ!安心して見ていられたけど、これからはもっと楽しみに見られるのが幸せだよ

 

メジャーデビュー発表後のBGMには『はじめまして未来』、これまたニクいなぁ。最後に急遽歌う流れになって奥津さん「歌わないよー」ってやろうとしたらハルちゃんに歌われる笑

 

最終的にメンバー全員泣いてしまったので、「最後は笑って楽しく終わろう!アハハハ~」って無理やりハルちゃんが締めようとして、こっちも笑顔になれた。(嗚咽しっぱなしだったので)

 

最後は全員握手。いつもは緊張して何も言えないけど、今日は泣きすぎて落ち着いて?きちんと「歴代のワンマンで最高でした」「メチャクチャ楽しかったです」「メジャーデビューおめでとうございます」「これからも末永くよろしくお願いします」と言えた。

 

そんなわけで終了、メンバー4人にバンドメンバー9人で総勢13人の大所帯! みなさん本当にありがとうございました。

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まとめ

結果的には歴代のフィロのスワンマンでも最高&最大の泣きっぷり。楽しかった、衝撃だったライブは他アーティストにもあるけど、ライブ見終わった時の幸せ度数は今年のライブの中でもUNISON舞洲に匹敵するほどに高かった。 

 

あとは個人的にとても嬉しかったのは、好きなアーティストのメジャーデビュー発表に立会えた。1組に対して初ワンマンから少しずつキャパが増えて天井が高い会場になって、メジャーデビュー発表まで全部見る事は音楽好きになってから長年叶えたかった目標の1つだったけど、フィロのスが全部叶えてくれている。

 

「来年はバカ売れするぞ!」とここ3年ずっと言ってきたけど、ようやくついにfinally、それが現実になりそう。新しいダンスがまだ知らない世界を呼んでくる。こうなったらドンドン話題になって欲しいし売れまくって欲しい。ハルちゃんがずっと言っているように嵐みたいなグループになっちゃうかもしれない。(タイトルはTurnig Upとライブ・ライフのマッシュアップ)

 

期待は尽きないけれど個人的には何よりも、少しでも長く活動してくれることを願います。

 

自称「フィロソフィーのダンスを最も多角的に書いているブログ」なので、メジャーデビューに合わせてネタも沢山仕込んでます。ライブレポと合わせて随時出していきますので、ここまで読んでくださった方はぜひ、また見に来てください。

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それでは