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圧倒的な制圧力と覇王色の覇気が宿る歌声 あいみょん SIX SENSE STORY@代々木第一体育館

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ようやく、あいみょん先生のワンマンを見れた!2019年の大名盤『瞬間的シックスセンス』のツアー追加公演、新しくなって初めての代々木第一体育館行ってきました。

 「あいみょん先生」でも足りない「あいみょん閣下」

 

 

去年のロッキンで見たときも凄まじかったけど、やはりワンマンはもっとすごかった。初めてのワンマンライブ感想シリーズは当日迎えるまでの経緯も書いていくので、時間がない人は目次ジャンプ推奨です。

 

 

ライブ前

 あいみょん先生は去年からドハマりもドハマりで、ちなみに「先生」と呼んでいるのはリスペクト故です。詳細は以下

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去年のロッキンではじめましてした時は、あまりの声の制圧力と、曲の強さに本当に圧倒された。

 

 

ライブレポ↓

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ロッキン後まんまとワンマンも行きたくなったが、ツアーファイナル横アリはチケット全然取れず、泣き崩れていたところに追加公演のお知らせで、FC先行で入手してやったわい!そしたらA1ブロック10番台という奇跡的な整理番号!!( 実際はA1ブロックは2列だけで左端とはいえ、ほぼ最前という良席)

 

そんなわけで期待値が上がりまくってたし、最高も確約されていたライブ。

原宿に到着したら歩道橋が崩れそうになるほどの人、新しくなってもこの導線の悪さは変わらないのね…

 

驚いたのが意外と年齢層高い人が多い、50代っぽい夫婦の方や、いわゆるSSWおじさんっぽい人も笑。全世代満遍なくいるけど、30~40は少し少なめな印象。下は中学生が友達同士で来てたり、小学生の親子連れまで幅広い。男女比は35:65かな~この活動歴でこれだけの年齢層の広さ、同性の多さはすごい。

そんなわけで以下、本編

 

セトリ(2/2分)

01 ら、のはなし
02 今夜このまま
03 ふたりの世界
04 愛を伝えたいだとか
05 真夏の夜の匂いがする

06 二人だけの国
07 わかってない

08 ハルノヒ
09 ひかりもの
10 生きていたんだよな(弾き語り)
11 恋をしたから

12 おっぱい(アコースティック)
13 さよならの今日に
14 from 四階の角部屋
15 鯉
16 夢追いベンガル
17 貴方解剖純愛歌 ~死ね~
18 マリーゴールド

19 空の青さを知る人よ
20 満月の夜なら
21 ジェニファー

22 君はロックを聴かない
23 GOOD NIGHT BABY

 

お分かりいただけただろうか、インディーズの曲はほとんどやってない、メジャー以降のアルバム2枚と2019年のシングル3枚にもかかわらず、この詰め込み感!余裕で活動10年超えてそうな強さ

 

序盤もクライマックスも、他のアーティストだったらキメッキメでやる曲を出し惜しみのカケラもなくポンポン投入していくスタイル。正に時代の寵児

 

ライブ本編

暗転して幕に「SIX SENTH STORY TOUR 2019」の文字が変わって2020になり、ADDITIONAL SHOWが追加される。『ら、の話』のイントロが鳴って、幕がゆっくり上がっていく。個人的にはシングル曲かと思ったので、意外だった。幕が上がってあいみょん先生の顔が見えた瞬間でもなく、『マリーゴールド』のイントロが鳴った瞬間でもなく、歌い始めた瞬間に、この日一番歓声上がったのが、あいみょん先生を象徴している。

 

2曲目で『今夜このまま』投入。やはりタイアップ曲では1番知名度高いのかなぁ クラップ促してたけど声に圧倒されてそれどころじゃなかった。


やはり「声の制圧力」が尋常じゃない。ロッキンは野外だったから音が全部抜けていってたけど、アリーナで聞くと音が反響して、会場全体がいい声に包まれていく感覚になる。アリーナクラスでも特に縦長な代々木第一体育館なのに、声の勢いがありあまっている。

 

『ふたりの国』はイントロで沸いてて、そんなアップテンポでもないのに何事かと思ったら

まだ眠たくないの

\(セックス!!)/

 

というコールアンドレスポンスがあった。アラサーはクリープハイプの『HE IS MINE』で叫んでいた時は、フロアも尾崎世界観も「言うぞ言うぞ~」とタメまくってからだったけど今はサラッと叫ぶのね、時代の流れを感じる。

 

3曲終わってMCかと思いきやドンドン曲をやっていく。こんな連続でやってくれると思てなかったから嬉しい誤算。だけどロッキンの時以上に、アウトロで「あー良い曲だなぁ」って一瞬気が抜けてまたスグ次の曲のイントロ(もれなく名曲)が鳴って体が引き締まるの無限ループだった。

 

大事なことなので何度も言うけど、バカみたいに歌が上手い。『真夏の夜の匂いがする』で顕著だったけど、ロングトーンが特に圧巻。普通少しは勢い衰えるのに、むしろ増す、きっと会場の後ろの方までキレがほとんど失われず届いているハズ

 

『二人だけの国』

音数が減った分、ボーカルが際立ってとろけてしまいそうになった矢先にサビの「きっとここが天国」というフレーズが刺さる。あぁそうか、天国ってこういう感じか

 

この日はスクリーンが十字になってて、何でかと思ったらビックリした。スクリーンを縦に使って歌詞を映す。流行りの演出もフツーには使わない。

あいみょん先生だけ写すときは縦で、バンドメンバー含めて写すときは横 たまに全面と、曲によって映し方が変わるんだけど、これ地味に画期的! 変わるだけで楽しいし、全部使うとテンションあがる(笑)

 

結果的に最初のMCまで、7曲も立て続けで歌ってくれた!今更ながら編成は本人以外はギターベースドラムキーボードとシンプルなバンド、照明は青が多めで、そんなにピカピカさせない。まぁ曲と歌だけで完成されているから、余計な演出しようがないですよね。

 

歌ってる時とはまるで違って、MCはどこまでもラフ(以下、覚えてる限り順不同で書き起こし)

「来てくれてありがとう~ (フロアからの声援に対して)かわいい?知ってるぅ 最近認識してきたんよ、あー調子のってるいわれるー(笑)」

「昨日ぺこぱの真似したのに誰も突っ込んでくれへんかった」

 

参考↓ 大阪でもやってたようで、お気にいりっぽい 

 

「お母ちゃんが今日のお前は一番って言うてた、ミルクボーイのネタやで」

 

「初めての人~?おーいっぱいおる、前は初めての人がたくさんいるのイヤやったけど、最近は大きいトコでやらしてもらっていて、それでもこれだけ新しい人がいるのはありがたいことだって思えるようになりました。」

 

はじめましてへのコメントが結成20年以上のベテランバンドのそれ!


「家族で来てるひとー? 小学生ー? おー元気や。先生にもそれくらい大きい声で返事するんよ!」

「兄弟できてるひとー? 姉妹? 双子いる? 喧嘩は気を付けてなー女の喧嘩はこわいで」

 

こんな感じで各方面に対し気さくに話を振るも、投げっぱなしだったり、聞くだけ聞いて深堀りしなかったり、とことん自由!(アリーナだから仕方ないけど、ホールの時はもう少し会話のラリー続ていていたのかな?)

  

そんなMC明けに始まったのが『ハルノヒ』1番聞きたかった曲で膝から崩れ落ちた。珍しく緑の照明で、歌とギターだけになる部分が多くて歌声をたっぷり堪能できる。他の曲に比べてライブでやってくれなさそうだけど、長く歌って欲しい。

 

曲の感想はコチラ 

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ようやく歌声に慣れてきて、フロアの様子を見る様子が出て気づいたけれど、みんな無駄に手挙げたりしないのが今っぽい。まぁ、あいみょん先生の曲調と歌なら尚更いらないよね

 

折り返し地点なので弾き語り、『生きていたんだよな』をやったんだけども強すぎた。鬼気迫るとはまさにこの事。最後赤い照明で歌うのなんて鳥肌モン、武道館のブルーレイ買いました!

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他の曲の落ちサビで薄々感じてはいたけど、弾き語りアレンジを聞いて確信になったことがあって、どんな豪華なアレンジより、あいみょん先生の歌とギターだけになった時の方が勝ってしまう。ちょっとチート過ぎ


この後どこかのタイミングでお辞儀したとき、思わず会釈してしまった。いろんなライブ見てるけど初の体験、畏怖がすごい。

構成上、次の曲は『恋をしたから』になるのは仕方ないんだけど、落差が…笑 今日は歌詞の家出は起きず終了

 

弾き語りの後は、10代のときに作った曲をアコースティックでやるということで『おっぱい』ハイ来ました天才曲、男からしたら女性性の象徴で色んな曲あるけど、女性からするとこういう存在なのかとハッとした。思春期の女子にしか書けないのに、思春期の女の子には思えない気持ちの解像度の高い歌詞。聞きたかったけど、やらないと思ってたから嬉しかった。

 

それだけに曲終わりに「ナイスおっぱい!」ってガヤは不要だったな、


次はNEWS ZEROのEDになっている『さよならの今日に』マイナー調?な雰囲気に赤と青の照明で雰囲気違う。イントロ・Aメロのギターが流行りとは逆行してギャンギャン鳴らしている。

なんだけどBメロからガラリと雰囲気が変わりポップになる。なんだよこれ、シンプルにズルい。

 

リリースされたので、曲の感想と合わせて別記事にまとめてます。

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『from四階の角部屋』は音源より優しめに歌ってた。トランペットの狂ったような高音がないと少し物足りない。やると思ってなかったシリーズ第2弾、アルバム以降のカップリング曲枠は『鯉』 「後半戦よろしく~」と一声(漏れなくいい声)モノクロの模様がグルグル回ってた。 

 

ここからギアが上がって煽るようなドラムから『夢追いベンガル』テンション高いのか更に声量増す、まだ本気じゃなかったの、恐ろしすぎるだろう。「適当にどっか飛んでっていいんだぜ?」のパートは尾崎世界観みたいな苦虫顔してた笑

 

上手下手それぞれに走ってきてくれて、思わずメチャクチャ手を振ってしまった(笑)

\(へいせいっ)/ 生まれのカリスマが溢れる世の中についてけない 

\(うわさの!)/ バンドも気にならない

とコールあった。意外なところで歌わす。

 

更に『あなた解剖純愛歌~死ね~』ブチ上げてくる。サビはフロア中からしねぇぇぇぇぇぇぇぇの合唱

 

なんかチャゲアスの『YAH YAH YAH 』みたいな「みんなで一緒に歌うアンセム」然としてるけど、ドドドドドメンヘラの曲ですよね?RADWIMPSも同じように歌詞が衝撃的な曲で『五月の蠅』があるけど、こんな「みんなのうた」にはなってない、アレンジもおどろおどろしかった。一方で、この曲はアップテンポだし、ライブでこれだけの大合唱は恐ろしい、やはり天才。

 

またズルいのが、ラスサビでご本人歌唱するんですよ。それがもうビックリするくらいの勢いで笑 覇王色の覇気出てた。

  

そんなアゲ曲続けてからから大本命『マリーゴールド』会場の待ってました感ね。

オレンジと黄色の照明

 

もう終わってしまうのかと思ったらMC

「このツアーで分かった事・思い出」というテーマでバンドメンバーにも話を振る。 

 

ギター「あいみょんはキャベツが好き!」

あいみょん「一緒にツアー回って分かった事それなん?でも確かにそう。私キャベツ好きなんよ、それだけ覚えてればいいです。もつ鍋もね、キャベツ食べるためにありますから」

 

ドラム「色んなお城に行けた」

あいみょん「あ~よく行ってたね。リハと開場の間に城攻めてたもんね、バチ持って」(スティックと言いなさいよ)

 

ベース「あいみょんは子供をあやすのが得意、自分は緊張しちゃって仲良くなれない」

あいみょん「そうね~妹いっぱいおったからな。いかなる0歳児から、ん~小5くらいまで手なずけられる自信あるよ。その上はね、思春期入ってきて『オバサン』とか言われるからイヤや、まだ言われたくない」

 

「一番最近出した曲やります」というフリから『空の青さを知る人よ』バックの映像はモノクロで雲が流れていく。横アリのライブ映像見た時から思ってたけど、高低差の激しいメロディを、サラッと歌えるのって実はとんでもなくテクニカルなことだと思う。それでいて、アリーナでも狭く感じてしまうほどの歌声の圧よ?

 

1番の代表曲を披露したのに、ここへきて「まだこの曲やってないじゃん!」ブロックに入る。序盤にやると思っていた『満月の夜なら』と、またしてもロングトーンが映える『ジェニファー』

 

最後のMC「喋るのが苦手だからこそ、音楽という表現を選んでこうやって歌ってきました。曲を書いていると『書いて良かった、報われた』と思える瞬間がいくつかあって、 次に歌う曲はもっといろんな人に知ってほしいし、広まってほしい。うちらの世代の校歌みたいに…効果はちょっと違うけどな(笑)、うちらの世代の歌になったらいいなって思います、一緒に歌ってください」

 

君はロックを聴かない このMCからの曲はズルい(本日何度目)
 
間奏後のCメロは大合唱、その後の大サビでは照明全点灯。代表曲だけにできるエモ演出、合唱ではあいみょん先生も涙ぐんでいた、そらそうだ

 

ついに終わりかと思ったら、最後の曲『GOOD NIGHT BABY』

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『ハルノヒ』とツートップで今日絶対に聞きたかった曲、やらないで終わるパターンもチラついていたからやってくれてよかった。

 

元々は童貞ソングとして大好きだったんだけど、ライブの大団円に最高にマッチする曲だな。君と僕の関係が、 あいみょんとフロアになる。

今日が終わってく 

ほらもう君に会いたくて

恋しくてこのまま

 

ってサビ聞いている時点でサヨナラしたくないもん。まんまとベタ惚れしてしまった。

  

アンコールはなし、この後やるような曲ほとんどないけど、今のこの満足度ならアンコールなくて当然!

 

最後にピックを投げたんだけど、最前柵すら超えられないほど飛距離がない笑 何度も繰り返しながら「届け~」(空の青さを知る人よ ラスサビ)オイ!名曲の無駄遣いすんなw

夢追いベンガルで走ってるときも、地面との接地面多そうなドッタドッタした感じだし 体育は得意でなさそうです。

 

全部終わって捌け際見てたら『GOOD NIGHT BABY』のフレーズまんまな感情になった

後ろ姿の君が

手を振り笑う君が

愛しい人なんだ

まだまだずっと

これからもずっとずっと大切さ

  

三浦大知とあいみょんの共通点

というわけで待望の初ワンマン終了。見終わった後の感覚は前にも同じような時があって、三浦大知も初めてワンマン見た時に同じくらい衝撃だった。

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具体的には2点

・どれだけバンド隊が頑張っても、真ん中の人のパフォーマンスにハイライトを全て奪われてしまう

・難解な曲であってもポップに聞こえさせてしまうし、歌声だけで間が持つ

 

要は歌声の力が桁違いという話、あいみょんの弾き語りパートでも書いたけど、どんなアレンジよりも歌とギターだけになる時がカッコいい。三浦大知に関してはこれに加えてダンスも加わってしまうからマジで全能、まさにJ-POP征夷大将軍

 

2つ目に関しては最新曲に如実に反映されていて『I'm Here』も『さよならの今日に』も他の人がやったら難解な曲になってしまうアレンジなのに、この2人のボーカルが乗った途端に見違えるほどポップになってしまう。極論、この人の声だけあれば曲として成立してしまう。 

 

まとめ

これも何回言うんだってフレーズですが、一言で表すと「やっぱり天才」そして最後のMCに象徴されているけど、他のアーティストと比べて視座が違う。横アリや城ホではどんなMCだったか分からないけど、フツーはツアーの終わりで自身初のアリーナ公演だったら、もう少し自分の話するでしょう。

 

またねぇ、「ウチらの世代の歌」って言い方がたまらないよねぇ、国民的ヒット曲が生まれにくい時代に、国民的ヒット曲を作った人が目指すのが「ウチらの世代の歌」なんて、こんな人がヒットチャートにいる時代に大学生送りたかったよ。せめて、少しでも長く、同じ時代を生きていこうな!

 

うちら世代がおじさん世代になって、若い子らが「あの世代はあいみょんとか髭男とか、変な名前の人が流行ってたんだって」「何それウケるー笑 ちょっと曲聞いてみようよ、…あれ?意外とイイね!」みたいな会話が出てくるようになってほしい。

なーんて妄想にふけってしまう位には首ったけになってしまった。

 

今の好調っぷりだと絶対ありえないけど、もし今後人気が下がってっても年イチでホール回ってほしい(切実)

とりあえず、春の弾き語りツアー@日比谷野音と秋のツアー@さいたまスーパーアリーナは馳せ参じる所存でございます。グッドな年にしようなベイベー!

 

 

それでは