騎士竜戦隊リュウソウジャー 全48話が終わった。去年のNHK冬ドラマ『トクサツガガガ』を見て特撮熱が再燃してからちょうど1年が経つ。最終回を見終えて1年のふりかえりと感謝をつらつら書いていきます。
カクレンジャーやジュウレンジャーをレンタル~リアタイしてた世代の自分にとっては十数年ぶりのスーパー戦隊シリーズだったけど、勢い余って『トクサツガガガ』原作も大人買いしたから、ガイドブックのように記憶の奥底に眠っていた特撮あるあるを思い出しながら見れた。
なにより慣れ親しんだ恐竜モチーフ、前作ルパパトの対比でテンションと勢いでぶっちぎるスタイルがカラッとした作品が好きな好みとも合致して、復帰作としてはこの上ないくらい楽しめた!
インザヒーローとルパパトで久しぶりに特撮へ関心を抱き、トクサツガガガにどハマリして東映特撮ファンクラブに入りカクレンジャーなどリアタイ戦隊を見漁ってる中で、ジュウレンジャーと同じ恐竜モチーフで、騎士というオマケまで付いてくるリュウソウジャーに期待しないことなどあろうか、いやない!
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) 2019年3月13日
トクサツガガガハマる
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) 2019年3月17日
東映特撮ファンクラブ入る
原作大人買いする ←new
原作に影響受けて中野ブロードウェイ行ってフィギュア買う ←new
リュウソウジャーリアタイ視聴 ←new
ただいま特撮ぅぅぅぅぅぅぅ
※そのまま勢い落とさずウルトラマンタイガも見た・仮面ライダーゼロワンも視聴中
隠大将軍オマージュだったり、ドラゴンレンジャーと同じく追加戦士ナダの途中離脱(特番で先行登場~ちょいちょい登場、仲間になるまでのすったもんだから、あまりにも唐突なお別れと、ちょっと気持ちが追い付かなかった部分もあったけど)など、当時を思い起こすような場面にも立ち会えたのはエモかったね~~~~
アラサーが十数年ぶりに見たヒーロー戦隊で初登場のロボが、幼い頃に見て1番ハマってたカクレンジャー隠大将軍の必殺技オマージュを繰り出しれるシリーズの積み重ねたるや… フォルムからテンションあがったけど、またパンチ出すまでにキック、ビームと焦らすとこも最高だった。#リュウソウジャー
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) 2019年7月21日
夏はテレ朝夏祭りのヒーローショーに行って自分のお金でヒーロー達と握手もしたし、サブスクで主題歌を聞いたり、Twitterで俳優さんのオフショットを見れたり、ういちゃん役やアスナ役の人のグラビアを週プレで見たり、大きいお友達ならではの楽しみ方もできた。
特にヒーローショーは良かった。本当に「がんばれ~~~~」って応援するタイムあったんだなぁ、自分も小さいときやってたのかなと思い返そうとしたけどさすがに記憶ねぇ
音楽好きとしては肩車は普段ライブ会場で「自分楽しんでますアピール」や「同じ客のくせに謎に煽周りを煽る」などマジで胸糞悪い気持ちでしか見ないけど、ヒーローショーではディズニーランドのショーの時ぶりに「子供に少しでも良い場所で見させてあげたい親心」から発生する肩車を見て本編とは関係ないところで泣きそうになった笑
やり残したことも多々あって、これは次回以降での楽しみでもあるんだけど、意外とモノは買わなかった。食玩はスーパーのお菓子コーナーに会社帰りのスーツ姿で散々悩んだけどあと一歩で断念したり、映画は夏も冬も行けず仕舞いだった。(なるべく公開直後の五日午前のチビッコが多そうな回で見たい)コロナウイルスなかったらシアターGロッソで素面アクションも見たかったねぇ
内容も少し、まずヒーロー姿で敵を倒さず、またロボの俊敏な感じが新鮮だったな~
ブログやTwitterで色んな人の視点や考察も漁れるのも今だから出来る楽しみ方。いつも読んでいる方の記事だけど、これ読んだときはなんとなく感じていたことをきれいに言語化してくれて目から鱗だった↓
キャラでいえばバイブスだけで押し通すコウや、当て書きで食いしん坊のアスナも好きだったけど、自分の推しは婚活に熱心な残念イケメンのカナロ。youtuberもだけど、最新の時事ネタを入れてて、細かいところまでだれが見ても楽しめる作りになってるの本当にすごい。
先が読めそうで読めない展開とか、急にぶち込んでくるギャグも今となっては愛しいな~、まさか最終回までこんなジェットコースター展開とは思ってなかった。コウが刺された瞬間とかマジでビックリしたし(まさかのレッド死亡エンドが一瞬頭をよぎったもの。。。)、レッド不在で最後の変身とか斬新すぎて一本取られたな~最後はナダほんのり出して終わりかと思いきやギャグで締めるという徹底っぷり笑
ギャグといえば吹越満さん演じるお父さんa.k.a.セトー 、『忘却のサチコ』や『これは経費で落ちません』で憎めない上司役で好きだったけど今回は見事にコメディ担当として要所要所で笑いと困惑を提供してくれた。リュウソウブラウンなんて自分の目を疑ったよね
プリシャス出てから「コイツがラスボス?もっと上がいるのか?」とズルズルしてたりロボ戦が少なくなったり若干ダレてしまったけど、気づけばワイズルー様とクレオンのコンビの虜になってしまっていた。あんなハッピーな悪役ズルい。歴代でもここまで明るいヤツは少ないのでは?
来週からは早速新しいヒーロー『魔進戦隊キラメイジャー』が始まる。最終回に向けての怒涛の新事実・大事な設定の連発や、現行のクライマックスと同時にやってくる新人さんプロモーションだったり、『トクサツガガガ』にあったメタ視点な楽しみ方も体験できたw
リュウソウジャーが「ワッセイワッセイ ソレソレソレソレ♪ 」 「ソウソウそう!、その感じぃぃぃぃぃ」と褒めまくって自己肯定感上げてくれたのと同じように、キラメイジャーも名前の通り見てる子がキラキラするような作品になるのだろうか。
最後にこの「ニチアサ」という枠の特殊性について。いろんなコンテンツがあるけど単発では3か月の1クールがほとんど、続編が出来て長い時間一緒にいる作品もあるし、ごくまれに数十年単位で続いている作品もあるけど、1年間という長い時間を共にするのに、作品が終われば(基本的に)続編は一切ないというコンテンツは珍しい。自分の知る限りでNHKの大河ドラマとニチアサだけだと思っていて
これだけ長い間作品を追っていれば役としても俳優さんとしてもメチャクチャ思い入れ
強くなるじゃん。単純接触効果だけでもハンパないのに、成長や葛藤を余すところなく見せてくれるじゃん? それ故に終わった時の達成感とロスは代え難い。今やどちらも見ている勢としては両方見ているからこその視点や楽しみ方も見つけていきたい。
というわけでリュウソウジャー色々あったけど1年ずっと楽しかったよ、ありがとう!キラメイジャー、これから1年、よろしくね~~
追記:キラメイジャー初回放送見たら、さっそく泣いてしまった話
それでは