何度でも泣きながらありがとうと叫べ

好きなモノを好きなように好きなだけ 音楽と映画とドラマ

キラメイジャーやリュウソジャーを見て大きくなる子たちがちょっとだけ羨ましい

スポンサーリンク

魔進戦隊キラメイジャー第1話が3/8(日)に放送されました。NHKドラマ『トクサツガガガ』にハマってから特撮出戻り2年目のキラメイジャー、カナロスを引きずりつつの視聴だったけど、とても良かった。

 

ぶっちゃけ最初はビジュアル好みでないし、元気な作品の後はシリアスに揺り戻しがあると思って期待値低かったけど、見事にオタク特有の4回転半手のひら返しキメさせていただきました。興奮冷めやらぬうちに今の1話視聴後の感情を書き殴り 

 

 

知らないうちに自己肯定感を上げてくれる

まず何より思ったのは「小さい頃にこんな番組を見て大きくなった子は素敵な大人になるんだろうな」ということ。ちょっと嫉妬してしまうレベルで羨ましい。

 

思わずちょっと泣いてしまったのは、メチャクチャ褒めてくれる事に対して

 

 リュウソウジャーでも変身時や強竜装の時には

「ソウソウソウ この感じーーー!!!」「モッサモッサ ヨッシャァ!」「チョーーーイーーカンジーーーー!!!!!!!!」としきりに盛り上げてくれた。

キラメイジャー初回では特に、レッド充瑠(読み:じゅうる)の相棒、魔進ファイヤがこれでもかってくらい褒めたり応援してくれる。

 

リュウソウジャーから更にパワーアップして

「お前はまだ本気だしてねーだけでよう、すげーやつなんだよぉぉぉ!」

「お前の中のキラキラ、もう信じられるだろーーー!」

「テンションMAX、メッチャメラメラだぜぇぇ!!!」

と、最初から頼もしい相棒として充瑠のライジングを強烈に後押ししていく。ティラミーゴとコウの関係とは大きく違う。

 

HPの公式ビジュアルにも「キラメこうぜ!」って自分から言うスタイルで、コンセプトが「キミは輝いてるよ、スゴイんだぜ」って褒めているような感じる。

f:id:bumpofchokin:20200309094100p:plain

 

こういうコンセプトだと、見ている子供たちは絶対ヒーローごっこする時に絶対褒め合ったり、自分自身で盛り上げてテンション上げていくハズ。そうなると「遊びの中で、無意識のうちに自己肯定感が上がっていく」んじゃないかな。

 

自分は昔からおっちょこちょいなところがあって、大小さまざまなやらかしをする中で、あまり褒められる経験、自分で自分を褒めるような事はしてないで大人になった。働くようになって「自分の機嫌は自分でとる」習慣ができるようなってきた。

 

でも、リュウソウジャーやキラメイジャーを見て育った子たちは自然にこういうことができるようになってると思う。(自分が当時スーパー戦隊を見て学んだのは、ドロンチェンジャーのポーズと隠丸の持ち方だけかな笑 あとはダラダラ回のトラウマとか?) 

 

彼らが働く年になった時、労いや感謝の言葉がウチら世代より増えたら、ちょっとだけ世の中が良い方向に変わってる気がする。

 

「オタクの強さ」がニチアサまで来た

もう一つ欠かせない胸熱ポイントは、充瑠のレッドっぽくなさそう感。 コウが王道レッドだったから尚更ギャップを感じたけど、やっぱりレッドって熱血じゃないですか?充瑠は教室の隅っこで絵を描いているような高校生で、要は完全に陰キャの部類なんですよね。他のみんなは医者や俳優といった、キラメイジャーの名にふさわしい正に花形なお仕事。

 

なんだけど先述の魔進ファイヤの激励を受けて、好きな絵を描く事=想像力を発揮して5人目の戦士魔進レッドとして立ち上る。

 

これって「好きこそ物の上手なれ」を体現するオタクのストーリーだと思っていて、ここ数年の自分が好きなコンテンツに共通している。『僕のヒーローアカデミア』のデクくん、『レディ・プレイヤー・ワン』のウェイド(パーシヴァル)、HIP HOP業界のR-指定、みんなオタクで自分が好きなモノには他を圧倒する熱量で取り組んでヒーローになっていく。この後の展開で充瑠が他の4人に負けないくらいキラメいていく姿を想像すると、目から汗が止まんねぇよ…

 

その他もろもろ

あとは思った事ばらばらと

 

映画のエピソードゼロ見てなかったから、イキナリ襲撃には面食らってしまった。

 

ブルーがクール担当で、イエローのキャラ読めなかったけど、まさかのギャグ担当で今後が楽しみ、早く仲良くなってレッドとじゃれ合う姿が見たい

 

女性陣はピンクとグリーン、髪型以外で見分けつかないので(老いを感じる瞬間)、推しが決まるのはもう少し後かな

 

今更だけど魔進ファイヤ=熱血な消防車ってプロメアのガロでしかなくない!?

「プロメア ガロ」の画像検索結果 

 

個人的に武器は剣の方が好きなので銃が出てきたときに「今年はそっちかー」と思ったけど、続いて剣も登場、後半でまさかの合体でブチ上がった

 

キラメキーング! がちょっとだけピカチン!と被る

 

EDのキラメイダンス、まさかのユーロビート! DA PUMPの『U.S.A』にかなり近い。スーパー戦隊のEDは相変わらず、いろんな音楽ジャンルに触れる最初の接点として良い仕事するな

 

制作陣に絶対パリピいるだろ。直近の映画も『スーパー戦隊MOVIE PARTY』、キャストがレギュラー出演する番組は『スーパー戦隊PARTY』(略してSSP)、EDはユーロビート、 絶対イケイケドンドンな人が考えてるでしょうw

 

 

以上!!

もう少しカナロスを引きずりながら、気づいた時には充瑠に首ったけになるか、ほかの子が推しになっているか、自分でもワクワクしている。

 

前週のリュウソウジャー最終回余韻もまだ浸りたいけど、この忙しなさも特撮あるあるだよなぁ 改めて、キラメイジャー1年間よろしく!

www.crying-thankyou.com

 

 

それでは