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「ついにフィロのスもここまで来たか」現体制最後のツアーで初ホールワンマン

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フィロソフィーのダンス現体制ラストのツアー最終日、初のホール公演東京ドームシティに行ってきました。

個人的にはアリーナと1階2階に分かれている武道館構造なので、厳密なホール公演ではないとは思いつつ笑、それでもアリーナから見るスタンド席上までびっしりと埋まったフロアでエモ散らかし。アリーナ着席時のキャパは約2500人(スタンディングの場合約3200人)、コロナ前の新木場が約2400人なので会場キャパ微増の上でソールドアウトは、コロナの2年間の中でもグループが着実に成長していることの証左ですね

 

その分物販は枯れまくり笑 勢いがあるのか、需要予測と実際の売上の乖離が大きいのではないか?もっと在庫用意して~もしくは購入制限して~(時間ギリギリに行くのが悪い)

あと1階席上手側で、不自然にカッチリな姿勢の女性複数人いて、なぜかカメラも回っていたので、おそらく、というかほぼ確定で新メンバー候補の方もライブを見に来ていた。

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初日の感想は懐疑的な部分もありましたが、本当に申し訳ございませんでした。カラクリが分かったです。

www.crying-thankyou.com

 

 

セットリスト

01 サンフラワー
02 ロック★withyou

03 ダンス・オア・ダンス
04 エポケー・チャンス~バイタル・テンプテーション
05 テレフォニズム

 

06 気分上々↑
07 誓い合ったんだってね、LOVE

衣装チェンジ
08 ファンキー・バット・シック
09 アイドル・フィロソフィー
10 シスター
11 ジャスト・メモリーズ

12 愛の哲学
13 ダンス・ファウンダー
14 フォーカス
15 ライブ・ライフ

アンコール
16 ベスト・フォー

 

ライブ本編

開場BGMは打って変わって洋楽メイン、初日は邦楽メインだったからバンドセットの東名阪は別なのかな?

 

ちゅんちゅんSEからバンドメンバー入り、ドラムから段々と音が増えていく感じでセッションが始まる。すると4人が並んで沈黙、すると突然ハルちゃんからアカペラが始まる

「世界で1番眩しい今を 私は生きている」

あれ、初日は奥津さんだったよね? いやまさか!?あまりに衝撃過ぎて区別がつかなかった?ブログにメッチャ書いちゃったしいぇばー恥ずかしい、イヤ流石にそこは間違えないだろう。今日はハルちゃんだ、となると2人でツアー中持ち回りだったのかな?途中で変えちゃったのかな?っていうかそんなこと考えている暇じゃない。貴重なアカペラなんだから集中しろ(ここまで1秒使ってしまい脳内処理能力が限界)

 

奥津さん「世界で1番愛が集まる場所にしようねー」

イントロ最初のフレーズ長くてゆっくり入ってくれるの、あまりに予想外の展開でフロアが思考停止になってから現実に戻ってくるまでを想定して作られている親切設計なアレンジですね(そんなこと考えてない)

 

2曲目は『ロック★withyou』まさかの今日はパターンBセトリか!初日との組合せ的には良いけど、円盤化を考えるとドンストの方が、イヤこっちもタイアップ案件か

バンドだといちいちカッコ良くて参っちゃうな。サビ入るときもドラムも音合わせてバシバシキメてくれるし、Bメロや落ちサビでベースがドゥルンドゥルンして気持ちいい(語彙力)

Cメロからのハルちゃん奥津さんダブルフェイク、からの静寂長めに挟んでおとはすブレス→落ちサビ、広い会場だと沈黙もより深まるし、この状況で「もう歌うか?まだか!?」と期待をグルグル煽る時間を与えてくれる=ドンと無音で構えられるおとはす、肝すわってんな

 

続けて『ダンス・オア・ダンス』 階段上で奥津さん上げてくれるから◎クラップ煽り強めなのもいちいちナイスグルーヴで楽しい~~~~~

あんぬ TDCに合わせて通常クラップ パンパンパン

奥津さん ブラジルリズム 「小笠原さん、ブラジルにして~?!」と謎煽り笑

ハルちゃん お尻フリフリ 千ヶ崎さんもノッてくれてるけど、世界一無駄使いだな笑

おとはす 三々七拍子で締め!

 

前半どっかで全員振りむいたの最高(エポケーかな)

 

そしてエポケー→バイタルの人力マッシュアップ、ただのフェイクだったのがイエーイエーイエー になってあれ?この曲は別じゃね?いやそうだよね?やっぱ変わってるよぉぉぉぉうわーメドレーだぁぁぁぁ!!!!アドレナリンドバドバタイムでしたねぇ元々似ている曲だからこそできる切れ目が見えない繋ぎ、知らない間に沖に流されちゃったみたいなくらいに自然だった。そしてその先のナイスグルーヴ、ごちそうさまです。

メンバー入れ替わりでシンバル叩いてるのも自由度が増してる。奥津さんはちょっとおっかなびっくりで叩いてるの可愛い笑

 

『テレフォニズム』でまたもフェイク合戦、広い会場とバンド演奏の相乗効果でより映える。そして問題のコントコーナーへ、今になって気づいた。これ換気タイムでした。リリスクのワンマンでは、普通にいったんはけて客電もついて仕切り直しだった=気持ちが1階途切れてしまった。

だけど、この電話コントなら、メンバーはけるものの声は常に聴いていられる、そして会話のやり取りはライブでは感じにくいアイドル性を楽しめる。

とくに日向ハルさんは将来的にミュージカル出演が夢とのことなので、”素の自分とは異なる自分”をステージ上で出すことは、今からできる練習になる。そう考えると「イイ女♪イイ女♪本当はどうでもイイ女♪」の感じも納得。コメディ希望なのか?

 

※メンバー副音声によると換気目的ではなく、ライブ演出の方の「楽屋の空気感を出したい」という声から生まれた企画だそうです。まぁこういうのは真偽ではなく、1人の受け手である自分が納得できるかどうかなので、そういう意味ではモヤモヤは完全に晴れた。

 

今回のテーマはツアー打上げ宴会のはずがティーパーティーへ、ご当地グルメは東京ドームホテルの焼き菓子。おとはす歯に食べカスがついてないかを最前の人に聞くんじゃありません笑! 時間が押しているのをさりげなく伝えて軌道修正するおとはす、これからこの役割誰がやってくれるんだよぉ…

 

運命の人はどこですか? コーナー「ここです看板とか婚約届持って来てる人、みんな他の推しなんだもん!今日こそ見つけるぞ!」 これもハルちゃんメインでやってるから、よりミュージカル練習感ある

プンプン!的に怒ってから流れるような勢いで『誓い合ったんだってね、LOVE』の歌い出し、歌う前がアホであればあるほど、歌い出しのカッコ良さとのギャップになるんだな

 

やっぱり上手のみのパフォーマンス、ドラムベースのみ演奏で後はオケ

 

ここから衣装チェンジ、冒頭のおとはすは紐を解いてからワンピース脱ぐので「え?脱ぐの?そんなの見ちゃっていいの?」という罪悪感、あんぬはパジャマをガバッと開ける思い切りの良さ、ハルちゃんはお尻だしてギャグ感強め、奥津さんはセクシーと四者四様の脱ぎっぷり、奥津さんだけパジャマのテロテロ感とか照明の感じ、脱いだ後の立ち振る舞いその他全部がストリップ劇場だったんだよな笑

主役メンバー以外は出たり入ったりして、最後全員そろってSEでダンス!からの『アイドル・フィロソフィー』、モヤモヤがなくなったのと、広い会場補正もあって聞こえ方全然違った~上がった~~~

 

シスターは階段上でのパフォーマンスなので見やすい。からのピアノ、ウッドベース(ふと見たら弦使ってた)でセッションからジャスメモ、さすが必殺技!まさかのショートバージョンだったけど、情念こもってた。「最近の日向ハルさんパワーすこし弱い?」とか言ってたやつ、俺も含めて全員謝罪しろ、太さも柔らかさもあった。黙らせる曲が2曲続いたので、セトリ的にも一度落ち着かせるモードというのが際立って流れも良くなった。

 

ここで1人ずつMC。おとはす(直前のハルちゃんの話で上向いて涙をこらえてる)「フィロソフィーのダンスに入ってよかったな(新木場ぶり)(中略)みんなが一生分思い出せるくらいの大きな愛を届けていく」の件はズルいよ。ピアノも抑えめだったので、塩梅もちょうど良かった。そっから『愛の哲学』言わずもがなMCで泣いてたよね。4人のユニゾンの破壊力はすさまじかった。エモの過剰供給なんだけど、”ほら一緒だったら無敵”で集まった時に勢い余って強めにぶつかっちゃってゲラゲラしてるんじゃないよ笑 忙しいなぁ!!

www.youtube.com

MC全文はこちら

natalie.mu

 

「新しいダンスを」ソロを全員回しは何度見ても圧巻。グループの看板を4人全員で背負ってる。締めの『ライブ・ライフ』も”このビートもこのメロディも前に進むだけ”に象徴されるように、メンバーは前を向いて残された時間を、新体制への準備を着実に進めているんだから、いつまでもウジウジしてられんぞと自責した。

アンコールの『ベストフォー』も初日とは違う気持ちで見れた。

 

順番忘れちゃったけど、MCで卒業公演のお知らせ、

終わっちゃうからやりたくないよ~~~ 

「卒業公演の詳細です、11月」 (後半であってくれ~~~~~)

「19日」(ありがとう!!!)

「場所は~(発表じらして)日比谷野外音楽堂」(膝から崩れ落ちる)

 

個人的に念願だった野音ライブである。ちょっと秋が深まってるから寒そうだな~とにかくコロナ的にも天候的にも祈るばかり、

同時に、ついに終わりが定められてしまった。まだ全然踏ん切りつかないけど半年あるし、そこに向かっていくフィロのスを少しでも多く見ていくうちに、自分の気持ちも整理できるかな

 

ライブ終わりは前から行きたかったジンギスカン、良いライブ後の良い酒に勝る幸せ無し

www.hotpepper.jp

 

というわけでした。

初ホールライブの所感としては4人みんな声の調子よすぎ、デカい会場には強い歌声理論がより強化された。日向ハルとくにホール全域の超広範囲攻撃、何度でも言うけど武道館のイメトレは万全なので、あとは売れるだけっす。見つかってください。

 

セットリストおじさんとしての拗らせを全部潰してくれた。自分の理解力のなさをメジャーに言って変わったなんて抜かすにもほどがある。悩んだうえで書いたけど、当時の思いに嘘はないから残す。そして全力で謝罪して、絶賛する。ただしフォーカス、お前はドンストと変われ

 

ライブ円盤はこちら

 

よろしければ過去記事もどうぞ、2018年以降のライブレポなど

www.crying-thankyou.com

 

それでは