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フィロのスがメジャーアップデートされたDance With Meツアー

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とうとうきたな、この時が!2020年にメジャーデビューが決まったフィロソフィーのダンス、コロナド真ん中にくらい、せっかくのブースト期間中でもライブはじめ活動がとにかく制限されていた中、1年たってようやく有観客ライブ、東名阪ツアーです!

 

個人的には初のZepp haneda、選挙もあったのでライブ前に投票という盛りだくさんな1日

新木場以来のワンマン、バッキバキにキマっちゃった。

そしてメジャー以降、ずっと武道館を意識しているぼく

 

 

 

ライブ前

ちょうど緊急事態宣言が終わって行動規制がないタイミングだったので、羽田空港ブラブラしてた。飛行機の発着の様子は見れたけど、安定の雨男発動したから映えねぇ笑 旅以外でも遊びにおいで活動を近年やっているらしく、広いし結構楽しかったが、ご時世も相まって今までいた人の数分の一しかいないのが切なくなる。賑わいの象徴になるはずの大きい通路も虚しさを増長させる。

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空港から少し離れていて、アクセスは面倒。駅からもなんか上がったり下がったり大変。ブラつきすぎて物販は枯れてた笑

お花が届くライブも久しぶり、本当だったら各局音楽番組とかからも沢山来ている未来を想像してたのに、ほんの少し残念。

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セットリスト

01 ウェイクアップ・ダンス(新曲)
02 ダンス・オア・ダンス
03 ダンス・ファウンダー

04 スーパーヴィーニエンス
05 テレフォニズム
06 夏のクオリア

07 カップラーメン・プログラム
08 イッツ・マイ・ターン
09 バイタル・テンプテーション
10 フリー・ユア・フェスタ
11 ミスティック・ラバー

アコースティック
12 なんで?
13 ヒューリスティック・シティ

14 フォーカス
15 すききらいアンチノミー
16 ニュー・アタラクシア
17 ライブ・ライフ
18 オプティミスティック・ラブ
19 ドント・ストップ・ザ・ダンス

アンコール
20 ダブルスタンダード
21 シスター

 

アフタートーク フィロのスランダムライブショー
01 DTF!
02 ライク・ア・ゾンビ
03 ベスト・フォー
04 コモンセンス・バスターズ
05 パラドックスがたりない
06 好感度上げたい!!
※全て約1コーラス分

 

ライブレポ

暗転してMC登場、幕が開いてメンバーが新衣装で椅子に座っている。ドラムのタムから始まりキメで1人ずつポーズ、セッションかと思ったら展開がある。ここまで来てようやく理解した 「これはタイアップ曲とは別の新曲だ」

1曲目はダンス・オア・ダンス ダブスタ ドンストかと思ってたが、さすが予想を裏切り、期待に応えるグループ、仕込んできたね~~~~

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体を揺らせばどこだってダンスフロアに

 

私達がいるよ

会えない日々はNo thank you

そう今はこの幸せ一緒に感じようよ ジャンプ ジャンプ

この日を待っていたんでしょう

アーカイブで確信したけど、気持ちのよいまでに振り切ったライブ賛歌、鳴り響くファンファーレ!!フィロソフィーのダンスが、ライブで日本を明るくします!という宣言にもとれる

2番の奥津さんのシィーのとこ、いつかアリーナクラスでライブやった時の序盤にこの曲やって、スクリーン全面に映し出される奥津さんの悪エロドヤ顔に殺されたたいから武道館ワンマンはよ!

 

続け様にハイハットシャンシャンシャンシャンからの『ダンス・オア・ダンス』この爆発力はやはりね!さぁ置きやがれ、私たちと踊るぞ、私たちだ誰だって?フィロソフィーのダンス (feel all soul on dance)だよ!!

”コーラで酔えるフロア”はコロナを経て完全に聞こえ方が変わってしまった。アルコール入れてる人はゼロだけど、すでにフロア泥酔状態。

 

そしてワンマン史上最速の『ダンス・ファウンダー』イントロで「ついにこの日がやってきました、東京会いたかったよー!!Dance With Meと踊る準備はできてますか?」

 

ここで出すのはメチャクチャ重要です。フィロのスの歴史のテストにでます。

代表曲を序盤でやるのはフェーズが変わっている証拠である。久々のワンマンで、古参にはフィロソフィーのダンスのカムバックを象徴し、新規には代表曲をいち早く投入することでガッチリ掴む

 

新しいダンスを踊らせてあげる

懐かしいダンスじゃもう物足りない

これもフェーズ2への幕開け、新しいフィロソフィーのダンスを宣言。演出的にも実際にここでレーザー演出が登場でより派手になる。

 

カムバック公演として、この3曲は空前絶後超絶怒涛の最適解だった。永い眠りから覚めて、自己紹介して、グループの最重要メッセージを歌う。完璧すぎる。

 

MCは軽く自己紹介のみ、おとはす「好きになっちゃうよ キュン♡」から『スーパーヴィーニエンス』聞き慣れないハイハット音がチチチチと聞こえると思ったら、音源に入ってる音だった。新木場のライブ音源と聞き比べるとこっちにはない。コレコレ~~バンドメンバーを大胆に変える事で楽曲のアレンジが微妙に変わるの、楽曲派だけが味わえる楽しみだよな~

 

『テレフォニズム』は言うまでもなく最高、聞くたび好きになるし、SHOWさん感謝。ここまで聞いて確信したど今回のバンドセット、ベースの主張がすごい!笑ちゃうくらいぶっといベースライン弾いてます。

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可愛い曲続きで『夏のクオリア』投下され、念願の今回はホーンもありバンドセット。

積年の想いと共に詳細はこちらに

www.crying-thankyou.com

 

カップロを挟んでメドレー、個人的にはグルーヴメドレーとでも言ったところか、ステラボールや新木場のファンク曲の繋ぎではなく、気持ちの良い曲が並ぶ。

イッツマイターンはremix版でバイテンでは恒例のバンドメンバー紹介「最高のバンドメンバーと私たちベストフォー、そしてフロアのみんなと最高のライブ作りましょう」

アウトロ繰り返しながら一人ずつ煽るのメッチャ好きなんだよなぁ、ほぼハルちゃんソロからのスネア1発で空気ガラっと変わって『フリーユアフェスタ』!!導入は最高にカッコよかったけど、キーが低めだからか、やはりバンドセットだとボーカルがバンドに負けてしまう… その後はキメが入って、聞き覚えのあるベース、そして小さい悲鳴が思わず出てしまった『ミスティックラバー』 個人的にはバンドワゴンぶり? 音源以上に音数が少なく、椅子も再登場。元々セクシーな振付だったけどそれ以上にエロいアレンジに、、、最後はキメポーズで締め

 

ここまで10曲やってようやくまともなMC、全くどこのUNISON SQUARE GARDENだぁ!? 

※MC記憶あいまいなため、以下で捕捉

realsound.jp

おとはす「情報が混在しているんですけど、この曲はダブルスタンダードではありません。ツアーのテーマに沿った曲を作っていただいて、最初からショータイム満載でお送りしました。ここまでほぼノンストップでやってきまして、みなさんも座っていただいたので、改めて感謝の気持ちを

 

奥津さん「フィロソフィーのダンスは去年メジャーデビューしましたが、ライブも特典会もできず、今日を迎えて思うのは、メジャーデビューという大事な年にスタッフさんのみんなライブを作れる喜び、ファンの人と会える喜び、1番大事なことを1番大事な年に思えたのは、この先続くフィロソフィーのダンスにとってとても大切でした。

元気に皆さんとお会いできること、みなさん今日おうち帰ったら手洗いうがいするんですよ!健康じゃないと歌もダンスもできませんから(急なオカン) これからもずっと私たちと踊ってください」

 

ハルちゃん「1年半ぶりにこの場所に帰ってこれてよかったです。みんなが私たちを求めるおかげで、私たちが活きることができます。ライブができない期間が続きましたが、私にとってフィロソフィーのダンスは人生なので、メンバースタッフ、ファンのみなさんは人生かけて幸せにしていこうと思います。」

奥津さん「プロポーズですかー!?」

ハルちゃん「はい一生かけて幸せにします。」

 

おとはす「フィロソフィーのダンスは思想が強いから演説っぽくなるよね。みんなが他界せずに会いに来てくれたことが1番嬉しいです。思い出を作りましょう!ほら演説みたいになっちゃったじゃん!清き一票をお願いします感が出ちゃうんだよ」

 

椅子そのままで座った状態で有観客では初のアコースティックコーナー、さぁ選曲はどうくる?

『なんで?』アレンジするのはええな!リリースから間経ってるものの、コロナだったので、初対面がアコースティックだよ笑 曲調はボサノバ風アレンジでフルートがいい味出してる トロンボーンの人はカウベルたたいてた、ベースはここでも主張が激しい笑

 

次の『ヒューリスティック・シティ』は1番ピアノのみ(毎度申し訳ないが、ピアノはどうしても福田さんと比較してしまう…)、2番になるとサックスがゆっくり入ってくる僥倖アレンジ!音数が少ない分4人のコーラスが際立っててすごい良かった。こういうの出来るようになったらフェーズ1つ上がった感ある!

 

さぁ後半戦。

おとはす「アコースティックも聞かせられる女になっちまったな~もう残りちょっとなんですよ、みなさん」

あんぬ「はやくないですか?!」

奥津さん「たりないたりないたりなーい!」

おとはす「みんな声出さないけど、こうやったりこうやったり(体動かしたりクネクネしたりして)、オタクだよね、ムーブが笑 かわいいなーそんなみんなを1人残らず、上の端まで流さないのでラストスパート一緒に盛り上がっていきましょ!!」

 

ハルちゃん「東京調子どうですか?えーたりないよ〜声出さなくてももっと返事できるでしよ 東京調子どうですか!?!?だいぶ後半戦なので、久しぶりに会えた興奮を後悔せず出し切った方がいいよ。わたし思うんだけど、もぅと自由になった方がいいと思うんだよね」

奥津さん「そうだそうだー!!」

ハルちゃん「自由さが足りないと思うの 東京自由たりてますか!?心も体も解放して、最高のダンスナイト作りましょー!!」

 

からフォーカス!元々ぶち上げ曲だけど、MCでさらに勢いつけてきた。間奏の肩車は毎回爆笑しちゃう。アタラクシアはこのタイミングなのは予想外、イントロおとはす煽り「まだまだ体力余ってんじゃないのー!?そんなんじゃ羽田空港で置いていくぞ~」まで出てきて、今日はパンチライン多すぎやて!ゼロ秒繋ぎの『ライブ・ライフ』でラストスパート!『オプティミスティック・ラブ』はラス前とメチャクチャ優遇されている。

 

「私たちはまだまだ踊ることをやめません、今日は本当にありがとうございました!ラスト、ドントストップザダンス」満を持してのメジャーデビュー曲きました~~リアルで聞けるまで長かった…冒頭3曲のメッセージからの本編締めで「踊ることを止めない」って、もう1回言うけどカムバック公演として完璧なのよ。ラスサビで銀テープ発射して終了!!!!

 

アンコールではタイアップの新曲披露。ハイハイ、こういう感じね!フィロのスのオシャレモードの曲を、ピアノにストリングスで全力でメジャー味付けした感じ。

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最後はシスターで締める意外な展開、その発想はなかったな。ラスサビ前一瞬ブレイク、ハルちゃん「今日はありがとう!」から転調して紙吹雪が舞い散る。安定のおとはす泣き崩れる笑 アウトロの一人ずつのコメントで再会を誓い終了。

はけ際の奥津さん「お母さんによろしく」って急に何があったんだろう…笑

 

 

アフタートーク

いつかのShiggyさんみたいに今回はアフタートークあり、4人だけ登場してフィロのスランダムライブショーと題し、その場でオケが流れるので合わせてパフォーマンスするという企画、どの曲のドコの部分が流れるかはメンバーには秘密と、聞く限りだとけっこう難易度高そう。

そこで出てきたのが見事に古参ホイホイなわけでして笑 久々の曲もあるから最初の数秒は戸惑いつつ、本調子ではないといえ思ったより対応できている!何よりセトリで外れた曲が聞けて良かった。「ツアーとは雰囲気が違うけど本当はやりたい曲あった」とのことなので客よしメンバーよし運営よしの三方良し企画でした。

 

「生のフィロソフィーのダンスが1番かわいいでしょう~特典会とかができないということで、急遽アフタートークを企画しましたが、こんなにたくさんの人が残ってくれてすれしいです」

完全にまとめに入ったのに、あと10分あるらしく笑

 

「フィロソフィーのダンスのライブ初めてきたよって人~? これやってみたかったんだよね。自分たちが知ってもらってる実感が全然持てなくて、こんなに多くの初めての人といつものみんなに会えて、とっても嬉しいです。」

うわーーーーそうだよねぇ、メンバーもMCではああいってたけど、やっぱりこの1年間不安もたくさんあったよねぇ(泣)

 

「せっかくだからセットリストのオレ的ハイライト語らね?」とのことで一人ずつ

 

奥津さん「ウェイクアップダンスの1人1人ずぽっとライトが当たるところはこのツアーの象徴的なところ。あとは佐々木のお兄さんにギターがチョワァァンてするとこ『いつもの50倍くらいの音で、ギタリストとしてギリギリのとこでやってください』ってお願いしたの」

 

おとはす「シスターがアンコールになって、ありがとうってとこで転調するって佐々木さんのアイデア。今までいいとこでやってて、アンコールだからこその良さがあるよね。リハから泣いてて本番どうなるかって思ってた」(ちゃんと泣かれましたね)

 

あんぬ「ミスティックラバーはワンマンでやったことなくて、メドレーの中で入れて、(違うよ、やったよとざわざわ) ごめーん!(花吹雪ぱら~)」

いつから仕込んでたんだよ笑、そしてタイミングよ

 

ハルちゃん「今回はセトリを組むところから、カーテンや装飾からメンバー関わらせてもらって、フィロソフィーのダンス4人の世界観を感じてほしかったですけど、どうでした?」

 

一通りお話して、ボリュームたっぷりな1日が終わる。

 

まとめ

ZeppTokyo亡き今、貴重な大箱なのは分かるんだけど、アクセスが抜群に悪いな。羽田は空港以外ないし、なんなら空港とは駅違うし、乗換えの浜松町もあまり見せないという絶望感。ご時世も相まってマジで夕食難民だった。これも2021年らしさなのかねぇ

あと有観客ライブ+同時生配信(アーカイブ付き)、文明の勝利だから未来永劫やって欲しい。

 

本編に関してはタイトルの通り、これに尽きる。

セトリ的には、やはり宮野弦士・ヤマモトショウさんが制作から抜けたこともあって、あえて今までの1軍メンバー、必殺技曲は封印したんだと思う。メンバーもセトリ考えたらしいが、間違いなく「往年の名曲に頼り切らない」がテーマかと、今回やってない代表曲がパッと思いつくだけでこんなに沢山。

アイドル・フィロソフィー ジャスト・メモリーズ アイム・アフター・タイム ラブ・バリエーション エポケー・チャンス

※アフタートークで救済したが→ベスト・フォー ライク・ア・ゾンビ コモンセンス・バスターズ

 

これだけ封印してもライブが成立するのは、約1年かけて作ってきたメジャー以降の曲達のおかげ、制作から抜けるのを聞いた時は「これからどうなってしまうんだ」と不安がすごかったけど、蓋を開ければ『テレフォニズム』はじめ、すごいじゃん。

 

2021年夏、コロナ収束に向けてわずかな希望を抱いた時期の象徴になったライブ、2020年は星野源の曲のとおり『うちで踊ろう』だったけど、規制が緩和されて「Dance With Me=一緒に踊ろう」と孤独でなくなっているんだよな。オンラインから有観客でもあるし、その後の顛末は2022年現在でもご覧の通りだけど、大げさではなく生きる糧だった。

 

 

それでは