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お~い磯野~1年を大河ドラマと共に過ごそうぜ~

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日本人よ、大河を見よう

 

『鎌倉殿の13人』2022年のブッチギリNo.1 ichibanコンテンツだったにも関わらず、周りの友達や会社の人にも大河見てる話で盛り上がったことないんですよ。

自分としては気軽に見て、軽率に沼って欲しい。むしろ、何が障壁なのか知りたい。大河の魅力を伝え、ハードルを少しでも下げることができればと思います。

どうしても大河初回前に出したかったので、まとまり切ってないですが勢いで出す、来年以降にブラッシュアップしていく。

ちなみに自分は初大河が『新選組!』、少し離れて『真田丸』から少しずつ出戻り、ベストは決めきれず『麒麟がくる』だったけど、今のテンションだと『鎌倉殿の13人』なんだよな~元々、歴史好きで特に戦国と幕末が大好き

 

気になったトピックだけでも見てってくだせぇ

 

大河ドラマとは?

・NHKで日曜20:00~20:45で1年間放送される
・日本のドラマで最長、放送期間が1年間で45分×約50話(テレ朝のニチアサも数少ない1年枠だが、1話辺りの時間はCM除くと約25分のため、全体の尺では大河が勝る)
・基本的に時代劇=日本史が根底にあり、1人もしくは複数人の人物を中心に物語が進む
・ほぼ史実通りなため、物語の大筋や最終的な着地点はすでに知っている、もしくは事前に把握することができる

 

日本で1番お金がかかっているドラマ

大河ドラマ何がすごいってこれですよ。予算が桁違い。歴史がテーマなだけで、毛嫌いしてしまうのはもったいない。

 

歴代の主役、エグいぞ? (直近3年でも小栗旬、吉沢亮、長谷川博己)

ja.wikipedia.org

キャストはもちろんセット、衣装、音楽、照明、道具、etc全てが細部にまで神が宿っている。これは公共放送だからできる強み

最近だとロケに行く代わりに超巨大高精細LED(グリーンバックによるCG合成より臨場感が高まる)で背景を作るなど、一見意味わかんないデジタルとアナログのハイブリッドな技術も使われてます。イメージ動画↓

www3.nhk.or.jp

歴史が分からなくても俳優で覚えられる

先述の通り、予算があるから出てくる俳優は日本トップクラスの人ばかり。歴史を知らなくても大丈夫、顔なじみのある俳優さんならなんとなくでも理解できます。なんといってもテレビ、舞台、歌舞伎など各ジャンルのトッププレイヤーの集まり、役者アベンジャーズなので見始めてしまえばスルスルと演技に引き込まれて頭に入ってきます。

1話ごとに更新される人物相関図や史実の紹介もあるので、視聴前後にサラッと見ておくと交通整理ができるかと

 

それでも、登場人物が多くて誰が誰だか分からなくなった場合、ぶっちゃけ全部覚えようとしなくても大丈夫です。なぜなら、大半の登場人物は途中で出たり入ったりするから。放送期間が長いからこそできる技。しかもこれがいいのよ~

次々と出てくる新キャラが、主人公とどう絡んでいくのか、そこが大河の見どころ!ここ、テストに出るとこですよ~特に「出たり」の部分が華です。死に様、散り際は物語ハイライト間違いなし!これが何回もあるのが大河にしかない魅力

 

なんならつまみ食いでも

何となく知ってる題材だとしても、最初はオッサンが着物で話し合ってだけにしか見えないかもしれません。特に第1クールは退屈に感じてしまうかもしれない。その時は潔くスキップしちゃいましょう!これまた放送期間が長く、ネタバレされているからこそのメリット「なんとなくストーリーの大枠、見せ場の予定が分かる」から、お好きなタイミングからピンポイントで見るのも全然アリです。(ぼくも『西郷どん』は途中抜けして、薩長同盟前あたりから戻りました)

 

なお、見逃しはNHKプラス、VODはNHKオンデマンドがあります。(共に要会員登録)アマプラやU-NEXTの追加課金でも加入できるので、興味があれば

 

ネタバレされた未来に行きつくまで

じゃぁなんでこんな毎年大金はたいて作って、オチを知っているお話を作り続け、それに毎回歓喜してるか

扱う時代こそ異なれど、基本的にオチは分かっていて、そのゴールまでどのように向かっていくかを見ていきます。(馴染みがない時代でフラットに見れるのは逆に貴重な目線、近現代のスポーツ史を扱った『いだてん』は最高)

直近の鎌倉殿では、お馴染みのイメージが多い登場人物、出来事の新解釈が素晴らしかった。特に源義経周りは顕著

 

他のドラマが毎回違う山を登っていく登山であれば、大河ドラマはルートが決まっている箱根駅伝なイメージですかね。誰がどんな役割をもって、どんなドラマが巻き起こるか、それを見ている。それこそ徳川家康1人見ても、これまで多くの人が演じてきて、その数だけ家康像があります。

 

あと、これもテストに出る大河の重要ポイントですが「史実や資料の間をどう埋めるのか」が見どころでございます。有名な出来事であっても、主役と関わり少なければ大胆カットしますし、逆もまた叱りです。(真田幸村が主人公の『真田丸』では関ヶ原の戦いは1分も満たず2コマ漫画的に描かれた)

 

歴史モノらなではの楽しみとして、史実ファクトチェックもあります。「これストーリー上面白くなるから入れただろう~」みたいな話も実は史実に忠実とか多々あります。

 

2023年の大河はどんな作品?

そんな今年は何をやるのか?『どうする家康』と題し主演 松本潤、脚本 古沢良太と、知名度でいえば知らない人はいないレベルの布陣でお送りします。

松潤は言わずもがな嵐のメンバー、脚本の古沢さんはコンフィデンスマンJP、リーガル・ハイ、Always三丁目の夕日シリーズに『デート~恋とはどんなものかしら~』と大ヒット連発されている方ですね。(時代劇の肩慣らしにしては豪華キャストすぎる、キムタクと綾瀬はるかで信長をやる映画『レジェンド&バタフライ』も1/27公開)

堺雅人、長谷川博己という後の大河主演の2人でスマッシュヒット出してるなんてすごい(万が一、真田幸村とか石田三成のラスボスで出て欲しい)

 

題材はタイトルとおり徳川家康なので戦国時代、とっつきやすさが最近のトップクラス!(大河では幕末と並んでツートップ張ってます)

誰もが知ってる人物で、超人気の戦国時代を頭からケツまでたっぷり描き、様々なピンチがあるけど、最終的には全て乗り越え天下統一オールオッケー!大団円!!が約束されてます。

年によっては「滅びの美学」とも言える、敗者の物語が多いので少しだけ人を選んでしまうこともある。けど今年はそれがナイ!!

出演者に関しては、今年はいつもより平均年齢が若い!主要メンバーの家康家臣団なんて杉野遥亮、山田祐貴、板垣季光人とアラサーで例年と比較してかなりフレッシュなメンバーです。一方で、百戦錬磨のイケオジが無双するのも大河なんだよな~

 

ちなみに2024年大河は史上初の平安時代、源氏物語の作者紫式部を吉高由里子主演です。

 

www.nhk.or.jp

視聴、録画はできればBS放送で!

「ちょっと見てみるか~」と思った方、地味だけど大事なポイントがあります、ご自宅の環境的に可能であればBS放送のBSプレミアムでの視聴、録画をオススメします!理由は2つ

①早く見れる

②緊急ニュースの影響が少ない

 

①について、放送時間ですね。地上波のNHK総合では日曜20:00放送ですが、BSPだと日曜18:00放送になります。リアタイするなら早く見れる、録画でも8時はゴールデン帯なので機器によっては録画被りも起こり得るが、18時ならそのリスクが低いです。

また、ハマると二度見にも活用できます。BSPで噛みしめてから、1時間のインターバルのうちに咀嚼、総合で腹落ちさせるみたいなやり方もできます。自分は最終回など重要回でやってる

 

②について、NHKならでは、かつ些細な問題ですが、何らかの理由で緊急ニュースなどで画面が縮小されるリスクがBSPだとゼロになります。選挙や天気、地震や大雨など1年の中では数回発生してしまうので、よりよい視聴環境を望む場合はこちらを

 

まとめ 大河を中心に1年を回してみては

これは末期ですが、1年もやってるとマジで生活の一部になります。自分の中では1番の楽しみ。段々とOPの映像、音楽が次第に馴染んできます。何気ないひとコマに映っているモノの意味が後から分かったり、登場人物の並びの変化に昂ったり…みたいなのは後の楽しみなのでいいです。

座組的に、今年の大河はマジでハードルが低いので、ぜひこの機会に!!お見逃しないよう!!!まずは初回を見ていただきたく、気が向いた時にでも

 

というわけで!大河の視聴通して見るか、スポットで見るか、どうする?

 

それでは