(感動の実話)
(10年以上にも及ぶ、今年最もパーソナルで最も壮大なクロニクル)
この物語は、僕が宇宙で1番ライブで聞きたい曲を聞けたり聞けなかったりしている中で、本当に大切なものを見つけるまでの話。
僕とセットリストおじさんの、5000日戦争だ。
※画像の元ネタは2022年山下達郎アルバム発売時のタワレコ特集ページ関連
音楽好きで定期的にライブ行く人であれば、いずれかのアーティストで「ライブで聞くのが死ぬほど大好きな曲」が、誰しも1曲はあるだろう。mixiなど古のSNS時代、ハンドルネーム決める際の元ネタにしたり、「@曲名」 なんてやっていた方も多いでしょう。今はTwitterのbioかな?
僕にとってはUNISON SQUARE GARDENの『ライドオンタイム』がそれになります。自分のmixiネームはライドオンメガネです。今後ラジオにメール送るときもこれを使う予定。すでに葬式の出棺時のBGMとして予約済み、お気に入りのスタイルでライドオンタイム!
という前置きを踏まえて今回の趣旨説明。「ぼくとライドオンタイム」をテーマに思い出あれこれの記事を不定期であげる企画を始めます。今回は全体の趣旨説明ということでティザー編。何をそんなに語るかというと、話は冒頭に戻る。「僕が宇宙で1番ライブで聞きたい曲を聞けたり聞けなかったりしている中で、本当に大切なものを見つけるまでの話」
UNISONライブ通い続けて約15年の中で、1番ライブで聞きたいライドオンタイムがなんと約6年間、一度も聞けなかったのだ。
そんなライドオンタイム、UNISONのライブでの立ち位置としては準レギュラークラスになります。定番指数、レア度を100%で表す場合、シュガーソングが95%ならライドンは55%ってとこですかね。ワンマンツアーのセトリに入る機会は少ないものの、対バンやフェス、イベントでは度々披露される立ち位置。
2010年リリースの2ndアルバム『JET CO.』に収録で、全編4つ打ち曲で「ライドオンタイム」のフレーズがリフレインする、UNISONの中では比較的シンプルな構成で、ジャンル問わずどんな現場でも秒で盛り上げる曲です。置き所も1曲目から序盤が多いが、最近は後半盛上げ、果ては締め曲にもなれる万能さ、合コンに1人はいて欲しい、頼もしいヤツですね。
本命(ツアーセトリ入り)には数年慣れなくて便利屋感が増すのもやめろ、老若男女問わず仲良くなれる圧倒的コミュ力があるんだよ
— しゅー a.k.a メガネかけてるだけ (@bumpofchokin) 2024年11月16日
割とよくやる曲なのにもかかわらず、なぜか自分がライブに行く時はやらないで、たまたま行かなかったときにサラッと披露される。古今東西のどんな曲よりも有史以来1番聞きたがっている、この僕がいない時に限って!
たとえばカップリング曲とかであれば、レア度高くて披露率5~10%なので基本的にないものとみなせるけれど、そうではない。なんなら不遇シングル曲よりよっぽど優遇されてる。なのに聞けないから厄介なのだ。
そんな運命のいたずらで数年単位で焦らされてると、色々とこじらせてくる。その後2020年くらいから歯車が動き出して定期的にご縁が巡ってくるようになってくると悟りも開く。中島みゆきの『時代』みたいな温度感で映画化できそうな程に膨れ上がった想いを脚本プロットとしてまとめていく。着想から企画発表まで約2年の超大型プロジェクト(単に下書き眠ってただけ)
ざっくり、エピソードは以下
① 出会い~CRAZY ABOUT YOU ~ 2010年
② ゾッコン~また君に恋しちゃう~ 2011~2013年
③ すれ違い~タイミングまた裏返し~ 2014~2016年
④ MK6~マジで嫌われている6年間~ 2017~2019年
⑤ 再会~ラブなソングは突然に~ 2020年
⑥ 確変~約束された絶頂~ 2021年
⑦ 悟り~無欲の心 抱えて~ 2022~2024年
完結まで何年かかるか分かりませんが、どうぞお付き合いください。20周年の2030年までには絶対に!
【参考文献】歴代のライブ披露履歴(2025年4月現在、15ページまであり)リリース前、5分後や二月、クローバーとバラード後にやってるのイカレてるにもほどがある
OP主題歌『ライドオンタイム』
ほら、今僕の目の前で 何かが始まって
乗り遅れちゃだめだよって言ったんだ
ED主題歌『間(あいだ)が広がる』(下書きで途中で挫折してたが、加筆して書ききる元気もなかったので中途半端なまま公開)
聞けない聞けない聞けない聞けない
抉られないわけないぜ 君はどうだ?
楽園は遠いぞ
セトリ入ってから
見たことがあるからこそドラマチックだ
やらなすぎんだろ
間広がる 息もできないくらい
今日はやっといてよ 理由ならどうでもいい
かつてないインターバル きわまってしまった
それでは