何度でも泣きながらありがとうと叫べ

好きなモノを好きなように好きなだけ 音楽と映画とドラマ

下界の遊びに神が突如混ざってしまった三浦大知の配信ライブ

スポンサーリンク

出遅れたけど三浦大知の配信ライブ『DAICHI MIURA Online LIVE The Choice is_____』について手短に。【何を追記したかったのか分からないけど、下書きずっと眠ってたので2025年に放流。追記分は【】表記】

 

a-nation online 、908 FESTIVAL ONLINE 2020と配信イベントには出ていて、満を持してのワンマン。色んなアーティストが無観客配信ライブやった中でいくら後続といえども、ここまでクオリティの高いものを見せられると、果てしないほどの格の違いを感じた。

自分は908 FESは見たけど、それですら「今日の主役はお前じゃないぞ」ってくらいに気迫のこもったパフォーマンスでして、イベントセトリでこれだったらワンマンどうなるんだって思ってたら、これですよ

 画像

 

無観客配信ライブ始まって半年ほど、ここまで進化したかという。UNISONはロックバンドができる最大限をやってのけたけど、三浦大知は全アーティストでの最高峰に躍り出たと思う。

 

オンラインでやるにあたり、普通の会場を飛び出してみようということでキャンプ場でやる。オープニングSEは安心安定のUTAさんだそうな

 

その後インスタのIGTVを使って、アーカイブを見ながら本人自らコメンタリーする企画もあり、裏話が聞けた。アフターフォローの充実っぷりよ笑

リアルタイムとアーカイブで別のものにする、打上げやアフタートークをオマケで付ける等ほ、本編以外の差別化も色々出てきたけど、やり方はまだいくらでもあるんだな。

アイデア次第で新しいアプローチは出せる。

 

セットリスト

01 Yours
02 Cry&Fight
03 Blizzard
04 硝子壜
MC
05 FEVER
06 Nothing is All
07 淡水魚
MC
08 クレーター
09 ねがいぼし
10 Lullaby
11 Dakest Before Dawn
12 Be Myself
13 EXCITE
14 I’m Here
15 Anteloap (新曲)

 

音源はサブスクある

 

個人的ハイライト

以下、順不同で書き殴り

場所分かんない中で始まる。ちょっとずつカメラが引きになって大ちゃんソロ、バンドメンバー、ダンサー、ステージ全貌がわかる。オープニングの数字は会場の緯度経度っていう、分かるかよ!

 

『Yours』やっぱり強い。間奏のソロダンスのところ、マジで重力を自在に操れる電磁波的なの出てるだろう

 

からのクラファイ!殺す気か~いきなりラスボスすぎるんだよ。地鳴りかっての。てかけっこうな雨やないですか?小雨ってかザーザー降り

PURIさん雰囲気変わってビックリした。痩せられました?端の2人は馴染みないかも。そんなに詳しいわけでもないけど

 

膝付いたから濡れちゃった…(この後とんでもないことになるとはつゆ知らず、つゆだけに…)無音ダンスになると雨の音と虫や風の森の音が聞こえる…これは今日だけのスペシャルエフェクトではないでしょうか

 

続いて『Bulizard』であいさつ

野外でスモーク焚いてると、寒さと本人の熱も相まって湯気がフシューってして、よりラスボス感出るんだよなぁ、見方を変えるとギアセカンド感もある

 

だから小雨のレベルじゃねーってのw

さすがJ-POP征夷大将軍、聞こえなくてもフロアとのやり取りは欠かさない。コネクトできてる感じね

「時空を超えて」

【これどこのくだりだ?】

 

『Nothing is ALL』音数少ないから、雨の音がよく聞こえる。これ結果的に唯一無二の演出になってるな…天気すら従えた男

 

 『淡水魚』水入りだしたときはもう、天地創造の神だよね。シャボン玉を飛ばす演出の中、ダンサーが各々踊り、最後は三浦大知がわずかな明かりの中で踊り狂う姿。 

さっきまで明るく話してた人が完全に悪霊に憑りつかれかのようにして、誰一人おいていかないような全方位型のMCした後に、何人たりとも理解できる気がしない超難解パフォーマンスするヤツおるか?

 

まだ移動してアコースティック、焚火があるけど、あったかくしてくれや…

スタッフさんにキャンパーさんがいるらしく、「焚火育てておくんで!」」と焚火マイスターとして完璧の仕事をしたらしい笑

 

ロケハンの時に歌詞に出てくるトンボを人生で初めて見て、「これは導きかな」ということでセトリ入り、へぇそれなんて神話?

濡れた後に暖をとるのはたまたまらしい、靴や靴下はビチョビチョのままやり切ったらしい…雨音と虫の音に加えて、焚火のパチパチ音が重なる。

 

 

もうラストスパート、こ夜遅い感じ、まさにDakest Before Dawnやんけ「夜明け前が最も暗い」からの『Be myself』「朝、目覚め」

曲のラスサビで朝になった。

やはり活字にすると意味が分からない。夜だったのに、「カッ!」と同時に、一瞬にして夜が朝になったのだ。人の位置やカメラの構図は一切変わらず、背景だけ変わる。

 

時空を超えるってこういうことかよ。

本人の解説曰く「合成ではなく、時間帯を変えて撮影したものを続いたように見せている」そうな。人やカメラの位置をピッタリ合わせている。口で言うのは簡単だし、理論上はできるけど、本人にダンサーにバンドメンバーが寸分の狂いなく、そしてカメラ・編集チームが違和感を最小限にしているわけでしょう?Perfumeがテクノロジーとして、場所が分からないほどに、生パフォーマンスなのか分からないほどに技術つめこんでたけど、人力の技術でやったっていう…

「使ってないとこもライブしてます」ってのは?全編やってるってこと? 洋服も濡れたままだし、また浸かったの? 時間帯を変えて2回やりましたって言質とれたからフルセットのパフォーマンスを朝と夜で2回やったんですね。

 

「もっと自由に」こわいよこわいよ、『COLORLESS』のメッセージがうっすらと浮かび上がるよ。今更ながら、実はクラファイのPVでもやってたんだよね。映像作品でやるならまだしも、収録とはいえ配信ライブでやるのがすごい。しかも本当にバッチリ決まったんでしょ? 

からの『EXCITE』イヤ、タオル降ってるヒマねーからどうなってんだよ。止めろ止めろ一回映像を止めろぉぉ!!

最後は新曲を披露。実はこれだけ生パフォーマンスだったそう。しかもリアタイのみ公開で、アーカイブには収録なかった。

 

時空を超えるねぇ…すごいですね。

というわけで終了。

歌とダンスのクオリティが異次元だから、野外でやっても曲が全く見劣りしない、雨が降って自分も床も濡れても大丈夫、川に入っても大丈夫、パフォーマンスを切り貼りしても違和感ゼロ、活字にすると意味不明すぎるけど、それを体現しているんだから、あな恐ろしや

 

収録とはいえ、頭からケツまで通して収録したそうなってことは通しで収録して、朝は別で撮って、ガッチャンコしたのか?

 マジでゲームチェンジャーすぎるんですよ、他の人たちが試行錯誤してる中、「流行ってるしおれもちょっとやってみるわ」ってノリで最高傑作ねじこまないでいただけますでしょうか。

 

円盤あるって!

 

他にもいろいろ書いてます。

www.crying-thankyou.com

 

それでは