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大人になっちまったから、藍坊主が染みやがるぜ 結成25周年ツアーを見た

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藍坊主の25周年ツアーに行ってきた。この前のムロフェスで2010年の夏にリキッド周年でUNISONとkidorikidoriの3マン以来、約14年ぶりに見まして… 予習で最近の曲聞いたら普通に良くて、いい意味で変わらないままの姿、相変わらず青春とか、青いことばっかり歌ってやがる。ライブも良かった。やはり25分尺では足りなすぎてライブないかと見たら周年と、これは行くしかない。

 

元々は大学に入ってから聞き始めた記憶。ライブに行くほどではなかった。対バンの機会もちょこちょこあったけどご縁がなく、そのまま社会人に。夏のホタル、春の桜のあしあと、この2曲を季節の自作プレイリストにあるからギリ接点あるくらいで、たまーに懐かしで聞くくらい。

 

そんな中での大きなきっかけは人間ドック。会社が30過ぎたら受けるところで鼻から入れる胃カメラやったですけどこれがしんどすぎて、これ毎年やらなきゃいけないことへの絶望感から伝言がブチ刺さり… そこからムロフェスでの今に至る。

なんなら年取ってから青春歌う方がカッケーやん。その時その時の輝きがあるやん
身近な言葉で「おお~」って一本取ってくの達人。レタスのシャキシャキ USBメモリ刺さらないもどかしさetc

 

※ツアー中のため、以降ネタバレあり

 

昔から藍坊主好きなライブ友達の最近(言うてもここ10年)セレクトと、公式の周年プレイリストを鬼予習。

そんなわけで会場は千葉LOOK、BUMPやエルレは地元勢として、他にも数えきれないほどのバンドがツアー初日としてライブやってきたレジェンド中のレジェンド箱。群馬寄りの埼玉からはとてもじゃないけど遠いし、大人になってからは小さいライブハウスでやるバンドはあまり見なくなり、いつかと思ってるうちに今日まで機会がなかった。

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夜の街の入り口みたいな立地。むしろほかの建物はそういうお店ですよね?元々パブだったらしい。ポスターまみれ、中入ってすぐのとこにRIOT ON THE GRILLのサイン入りツアーポスターあって歴史…!!ってなった。

友達遅刻により待ち、番号は200まで呼ばれてた。ソールドとはいえやはり若者いない。新規、というか若い人とってくるのが難しいのはどこも共通なのね~しみじみ

 

セトリ

01 雨の強い日に
02 レタス
03 言葉の森

MC
04 テールランプ
05 スプーン
06 伝言

07 群青
08 シータムン
09 マザー

MC
10 降車ボタンを押さなかったら
11 魔法以上が宿ってゆく
12 向日葵

13 プリティパンクミュージック
14 鞄の中、心の中
15 ホタル
16 星のすみか
17 嘘みたいな奇跡を

アンコール
MC
18 きみがいれば
19 ハローグッバイ

 

静かなSEからメンバー登場。わかっちゃいたけどほぼ見えない! サポートのドラムとキーボードは全編通してトータル2分も視界にいなかった笑 フロント3人はなんとか。

 

さあさあどこからくる?『雨の強い日に』おおおー!周年プレイリスト外だけど、初期のアルバム1曲目!!イントロでグッと前に出る流れに任せて前来たけど、あとちょっといったら最前だな笑!こりゃ一体感でるわ。後ろは少し段差あるのね。

フロアはoioiメインで動きは少なめ、声のハリがすごい。さすが青春パンクがルーツ。

早々にレタスあざます、タイトルとジャケットに引き寄せられてまんまと釣られた。最後のオーオーオーはみんなで、言葉の森もゆっくりギア上げる系の選曲で、冒頭でフロアも含めてフルスロットルに

MCは田中さんメイン?顔見えないから声と人が一致してない。「昨日の初期曲ライブより熱いんじゃないか?千葉LOOK効果かな?昨日もすごかったけど、休んで全回復した、25年の全部を置いてくぜー!」

田中さん、今でもまっすぐにバンドマンっぽい雰囲気をまとってるのどういう魔法だ?藤森さんはいいお父さんそう感すごい。ホジーはあんま喋んないんだね。

 

第2ブロックが周年ならではのアンセム祭りだった。なんてたってテールランプ スプーン 伝言、いくらなんでもロイヤルストレートフラッシュすぎんか?

大人になって聞くスプーン、染みる~~当たり前の大切さに気づかなかったって本当なんだよな…なんでわかんねーんだよって思うこともあるけど、つじつま合わせるだけで精一杯の不細工な毎日だから、身近な喜び拾い上げるのも大変なんよね。曲調も思い出補正と相まって、この曲自体がカレーライスのような温かさ、安心感があるよ。(ちょうど今やってるドラマの『じゃぁ、あんたが作ってみろよ』と大いにつながる)

にしても伝言もうやっちゃうんだ、周年ならでは?まだ手札にホタルとハローグッバイあるからいけるのか。(セトリ的には1番興味深かった瞬間)

やっぱり胃カメラ曲だわ。大人になるってことは、年に1回謎の管を入れられて暗闇にある赤みを探すことなんだよ…今この瞬間は苦しくて仕方ないけど、それは幸せになる前に必要なこと、将来の大きな痛み、不幸を遠ざけるための痛みなんだよ…

 

隙間からチラホラ見える。ホジー歌うときは基本目閉じるんだな。(この前見た元シリアルの伊藤さんもだった)ピンボーカルだけどほぼ動かない、詳しくないけど、ギター持たないスタイルは早かった方なのでは?

 

MC「みんな噛み締めてるよな。全部口パクで歌ってくれてよ。」

ぼく(すみません、ちょっとあいまいなヤツが1人いて… でも噛み締めてます。)

群青のストロボすごかった、これは特に印象的。これもサビの突き抜ける感じが最高。レタスと同じくコロナ前リリースで最新ではない、なんなら10年前だけどかっこよいのよ。

みんなoioi元気でたしかな青春パンクのルーツ、前日のeggman初期曲ライブはさぞかしすごかったんだろうな~BIGMAMAもあと5年したらダイバー減るのかな?

 

シータムンはベスト聞いてたからなんとなく分かったけど急にお経。ホジーは変態曲定期的に出すよね。

マザー、名前の無い色どっちか聞きかかってん~優しい曲も大人になるとより染みる。

 

藤森「マイホームタウンって曲で地元の小学校の子供たちにレコーディング参加してもらったけど、最近『あの時レコーディングした者です』って声をかけてくれて、しかもその子たちも今じゃ30だってー!!年と…

田中「おい!その言い方はやめろ笑!!」

藤森「ごめん笑 月日が流れるのは早いね、そんで、『友達誘ってみんなで行ってもいいですか?』だって。嬉しい。いろんな出会いがあって、結婚しましたとかもたまに聞くけど、同じ思いでいい時間過ごせてるなって思います。」結びの言葉まで! まじめだな!

 

(流れ忘れたけど)もっとやりたい的な話からホジー「もう歌詞覚えらんねぇよ!」

ムスッとしたような表情で聞いてたまにツッコミいれる

「やっぱりボーカル頑張ってる曲が多くなるからさ、」

いいんだよ、とリーダーフォローに調子乗るホジー

田中ユウイチさんマジでよく喋るな、藤森さん、モーリーって呼ばれてんのか。モーリーにホジーって今も呼んでるのなんかいいな。幼馴染み感

 

MCでも再度ふれるくらい、これがファイナルってくらいの盛り上がり。25年の話になり、大変な時そんなになかった、ライブで曲やって反応返ってくるのが楽しいがメイン。とはいえ一時期メンバー1人ずつ1on1やってた そういうつなぎとめる努力の積み重ねで周年迎えられているんだな、田淵がライブ直後にメンバーで乾杯用のビール買ってくるとかもだけど、こういうコミュニケーションの話、大小問わずもっと聞きたい。

 

降車ボタンを押さなかったら、リリース時期の記憶あいまいだからコロナの頃と思ったら独立したころ2015前後だったそうな。この曲とかマザーみたいな、こういうゆったり曲が好きなんよ

魔法以上が宿ってゆく、降車ボタン~から突き抜けてく感じ。なんか違和感と思ったけど裏拍クラップじゃないんだ。みんな歌ってくれ~でフロア大合唱。生命力というか躍動感あふれる。

 

向日葵、夏曲枠ここで使われたか~曲調的にもこういうのだよな。タイバニ関連のプールサイドヒーローズ、ゆったりなら夏の金網聞きたかったが望み薄か

 

初期曲やります宣言からここぞとばかりに煽ってプリティーパンクミュージック、ムロフェスでポカーンとしてから聞いてきた甲斐があった~~!みんな前に来た、フロアのoioiが入ると違う曲のようだ。からのダメ押しで鞄の中~~、oioi今日イチ、さすがのアンセムでした。これだよこれ!!

 

からの地元話よく聞こえなかったけど MC挟んでホタル!流石に泣いた。

リリース直後に友達に強く勧められて聞いて、すでにちょっと離れた時だけど曲が良くてすごい聞いてて、自分の地元の風景とか、大人になって聞き返した時々の思い出とかあったけど、なんか今聞くとよりグッと来る。

フロアの盛り上がり的にはこのブロックがピークだったな。ホジーも前きて目もかっぴらいてた。(鞄だっけ?)

 

ホジー「代表曲みたいな曲で、色んな人が知ってくれるきっかけだけど、あんまりやらない曲、外国の人もたまにあって、アニメパワーはすごいね!」

星のすみか、そんなレア曲なのか。高音の伸びが少しだけ尻上りになってた。ここまで色々聞いてきた後だと、この曲はサウンド気合入ってるな。演奏大変だからあんまやらないのかな?

 

本編締め、嘘みたいな奇跡を、サビの「生まれ変わっても~」この文脈で真っすぐに歌うのズルいて…

 

アンコール待ちは藍坊主コール、ここまで連呼されるとなんかじわる。文字数的にも丁度いいし音の響きもポップでいいな、絶妙な親近感というかバカっぽさ スパフラはクセ強すぎだし、椿屋はちょっとコールするには気が重いし、仮にやっても江戸の花火屋さんみたいになるから雰囲気変わっちゃう

 

メンバー登場「声が出なくなるまで粘ろうと思いましたがやめました笑 あれ誰発信だったんだろうね?バンド名を連呼するのってあんまりなくない?ハイロウズGO!とか」

「外に漏れたらヤバい集団だよね、それで次の曲シータムンとかだったら笑」と終始MCは部室感あるだべり

 

ながい物販紹介からギターポロポロでスイッチかえて最新曲、置き所は真ん中かアンコール1曲目のどちらかだよね。 動いてる人少なかったけどここにいる人は濃い人ばかりだから人生走馬灯タイムだったのだろう。

また会おう!ハローグッバイはわかっててもエモすぎる。サビ歌詞なんかもうさ。

 

終わって物販、本当にステージ低いな笑 20cmくらいしかない。缶バッジ、選べてかつ300円は良心的過ぎると思ったけど、人気曲は売り切れとのことで伝言はダメだった… 謎に光るキーホルダーとデカすぎてスマホ裏はむずそうな復刻ステッカー購入。

近くの飲み屋いたら、メンバー来てビックリ 友達はガチ勢なため今日の感想話できなくなってしまい笑 解散。

 

まとめ

なにより歌が真ん中にある。ライブの構成は淡々としてる、代表曲を新旧問わず、終盤まで律儀に3曲ずつプレイ。イントロ前や間奏、アウトロのセッションは一切無し、原曲の通り、繋ぎも基本的にハイハットシャンシャンのみ。あと歌えるギターソロ、これは思い出補正もあるけど、口ギターしたくなる。

藍坊主っぽさ、本人は「メロディーが斜め」と表現してるけど、個人的にはサビ5文字目までにグンと音程が跳ね上がる感じと見た。いきることーとはー あーなたがいきーているー なーんどもなーんども はーるかーぜーふーいたらー きっとそーらにそーれてく らーのぐんじょーう うまれかわーってもー なーらせっこーっころー あのそらをーなーんどでーもーetc

www.cinra.net

 

前日の初期曲ライブとの連日だからホジー喉ちょっとだけ不安だった(友達曰く、たまに調子悪いらしい)けど、バッチリだったな!序盤に多少の苦しそうはあったけど、加齢による自然なものだろ!(音源のままなのが外れ値)MCでも触れてたけど、むしろみんなで歌えるぜ!くらいのフロアの勢いさすが、見習いたいっす。

 

別件だけど初期は速いパンク寄り、中期以降は曲の幅広がってというとBIGMAMAを思い出さずにはいられないけど藍坊主はスムーズに移行できたのかしら、15~20年くらい前の話だけど有識者~

 

やはりフェスは広告効果としては大きいのかな?単純接触効果として、タッチポイントとして最適なのかも。調べたらゼロ~テン年代前半ロッキンもCDJも思ったより出演回数少なかった。フェスに触れる機会が少ないのもある?インタビュー読むと震災以降は大変だった時期もあったらしい。

(田淵トークイベントのレジーさん回でも話が出てた一定期間過ぎるとメディア露出激減の法則にあてはまるのかな?)

自主レーベルで宣伝やタイアップが少ない?ライブ友達も昔から好きな人がたまにライブ行くくらいの話しか聞かぬ。確かにフェス出たりは少ないけど、そもそも俺が好きなギターロックってフェスに最適化される時代の前だわ。2013,14くらいから離れてった。アジカンも実家だったけど、アンセム感、憧れ、王者感が強い。でもこの辺はもう少し身近だけど、確固たる地位があるイメージな存在。

名前の無い色なんて特に顕著で、イントロもサビまでもメチャクチャ長いし、テンポ的にも盛り上がるタイプではない。染み入るけど熱い何かは胸に宿る曲が好きだったんだよ~~~ムロフェスだけでなく、最近実家の片づけで超飛行少年を久々に聞いたのもある。

 

調べたら2000年結成組では、サンボマスター、チャットモンチー、椿屋四重奏、フジファブリック、UVER、HY、DOES、BAZRA、ヘイスミ、GENERAL HEADMOUNTAIN、SISTER JETだって。皆様おめでとうございます。改めて見ると続いてるバンド少ないな。

 

いうて自分もムロフェス良かった、最近どうなの?→周年です。行くしかねーで今回来たしな。

話それたけど、とっっっても良かったのです。往年曲だけでなく、UKFCでもそうだけど、離れてた間の曲で好きな曲がいくつかあると途端に楽しい。年取って新しい出会い減ってきたけど、去年のクリープハイプといい今年の夏といい、こういう再会があるなら先の楽しみが増えた。

 

 

それでは