更新滞りまくりな月イチの良かったモノまとめ、さぁ2019年はじめます!
- WE DO / いきものがかり
- 待ってろ今から本気出す / RHYMESTER
- Invation of Privacy / Cardi B
- Queen / Nicki Minaj
- Cookin' feat. Young Hastle / lyrical school
WE DO / いきものがかり
ド頭から全編今までにないくらい激しいギター、新しく始めていくという決意しか感じない歌詞、タイアップCMとの相性、集牧(活動休止)明けの復活後第1弾として1億点の出来!!
サビ→Aメロ→サビという王道J-POPからかけ離れた構成からも気合を感じる。
『「新しいこと」はできないかもしれないけど、「当たり前のことにする」ことは出来るかもしれない』ツイートに顕著に出ているけど、ソングライターの水野さんは相変わらず視点が高い。
今の時代「2番はいるのか?」って、いつぞや話題になっていた気がするのだけれど1番だけの曲はやってみたくて、やってみた。
— 水野良樹 (@mizunoyoshiki) January 2, 2019
のが、これ!(実はDAOKOさんに提供した「サニーボーイ・レイニーガール」も2番ない)
いきものがかり WE DO https://t.co/KueW3M3Y0J #iTunes https://t.co/Mt0vKr983G
うちのグループは、おそらく新しいことを開拓する役目はあまりないと思う。その才能もそれほどあるように思えない。でも「新しいこと」を「あたりまえのこと」にする役目はまだ担えると思う。そしてそれは、けっこうな意義があることだとは思う。さて、まだなにができるか。なにが楽しめるか。
— 水野良樹 (@mizunoyoshiki) January 2, 2019
強気なんだけど『さぁ世界さん』や『みなさまお元気ですか』等のお行儀のよい言葉がちょいちょいあるのが、お育ちとバランスの良さを感じる。
水野さんはソロ活動より広義な自分のプロジェクトを始めているけど、その辺りの心境もこの曲には出ているらしい。
HIROBAに興味をもってくださった方は、さらに元に戻って、こちらも聴いてみてください。母体のグループと、自分のプロジェクトとは違うことだけれど、でも、すべてはゆるくつながっています。
— 水野良樹 (@mizunoyoshiki) August 14, 2019
いきものがかり「WE DO」https://t.co/lGN578pt0K
ここ数年はタイアップや世間から求められる像だったりで、いい子ちゃんを求められていたとこもあっただろうけど、自分の好きなようにやるぜという意気込みが伝わる。
ここから3枚くらいシングル出したし、来年あたりアルバム→ツアーですかね?
待ってろ今から本気出す / RHYMESTER
30周年記念第1弾シングル、このタイミングでおじさんが「今から本気出す」って声高に歌うのはマジでイカしてる。 懐の深さ海の如し
結成30年ってことは平成まるまる活動してるわけで、pillowsもだけど本当に長い間にわたって活動してたんだなと改めて
それなのにまだ「未だに尽きぬ闘争心 枯れぬライムと向上心」 「進化の途中 奇跡の齢50」って歌詞カッコよすぎるでしょう。11月のリキッドもしくは12月の新木場どちらか絶対に行きたい。
Invation of Privacy / Cardi B
Queen / Nicki Minaj
どちらも流派Rきっかけで勉強兼ねて聞いてみた。世界的に有名な女性ラッパーのお2人。
個人的にはcardi Bの方が好み。ブルーノマーズのremixでfeat参加してたきっかけで知ったし、トラップの低音が効いてる。トラップに女性ボーカルが乗っかるのも個人的には初めて聞いた。けど、この声質なら違和感ないどころか似合ってる。
歌詞は見てないからなんて言ってるか分からないけど、純粋に音のカッコよさは分かるようになってきた。うまく言語化できないけど、ラップのグルーヴが日本とは全然違う。
Cookin' feat. Young Hastle / lyrical school
リリスクがトラップを本気だしてやってみた。個人的には年初からアイドル楽曲大賞の投票間違いなしな曲
上でも書いたけど、海外の女性ラッパーの力強さならまだしも、リリスクの可愛さとトラップが混ざるイメージは全く持てなかったからカナリ衝撃だった。
パジャマパーティはトラップを可愛く料理したけど、こっちはハーコーさと可愛さをハイレベルに両立してる。ビートの作りは完全に流行りド真ん中のトラップなのに、歌詞の中身はこれ以上ないくらいアイドルラップ、世界広しといえど、これやったのはリリスクだけでしょう。これぞキングオブアイドルラップ!
肝心のラップですが、最初はトラップマナー王道の二連符で進んでrisano先生の合いの手?ガヤによりクルー感マシマシ、hinakoちゃんパートも過去イチにカッコよく決まって、その後に更にキレッキレなhimeちゃんパート! この見事な流れ!!
ユニゾンで倍速フロウの「ママのまんま~」リフなんて絶対に男には歌えない。20前後の女の子が歌ってこそ輝く歌詞。
しかも言葉の響きもアイドルラップとして完璧で、というのもラップはSKY-HIの「タカティータカティー」にもあるように、タ行・カ行があるとキレが増して、さらに濁点があるとアクセントになる。この辺の単語が並ぶと言葉の響きがイカツくなる。
それに対してこの倍速パートではマ行が中心でパ行がアクセントになって響きが柔らかい、歌詞の内容だけでなく響きも含めて女性らしさを感じるリリックになってます。実は前半ではけっこう濁音やカ行タ行が多くて、いい仕事すぎる。
どこの可愛いの裏側おじさんが作ったのか気になり、youtube説明欄のクレジットみて調べたところ、作詞はSUEKKO LIONS©、作編曲はZOT on the WAVEという方らしい。
SUEKKO LIONS©さんはリリスクのマジックアワーも作詞しているが、メインはアパレル販売のようで?HP見てもTシャツとかばかりで謎のまま笑
ZOT on the WAVEさんはBAD HOPも手掛けている人らしく、ド頭からバチバチ伝わる「やるからにはテキトーには作らないぜ」感も納得できる。特に低音の鳴り方ね。
打って変わって、後半のヤンハスさんパートは歌詞はもちろん、ぶっきらぼうなフロウがいかにも「男の1人メシ」感があって好きなんだけど、もう1バースリリスクちゃんにラップして欲しかったなぁ
こんな感じ!4つのうちつがラップっていうね。HIP HOP好きになって3年目、今年は豊作なので来月分以降もバンバン出てきまっせ~
それでは