GREENROOM FESTIVALに行ってきました。HIP HOPやR&Bがメインのロックフェスじゃないフェス。参加者の雰囲気が普段とまるで違くて、見たアーティストも大半が初めましてだったからほぼ旅行ですよ。(帰り最寄り駅付いた時の帰ってきた感と終わってしまった感がマジで旅行帰りだった)
WOWOWで一昨年くらいから見てて、埼玉県出身としてはまず横浜がオシャレの権化タウンで、ロケーションといいジャンルといい、いつか行けたらと持っていたら今年は好みなメンツでついに実現!!今まではもっと通好みな印象だったからまだ先だと思ってたけど、今年はポップな人が多かった気がする、単なる好み?
赤レンガ倉庫のスペースってあんなデカいステージ組めるんだね。KREVAの『人生』がコロナ後の曲と勘違いしてしまうくらいに、今ようやくフェスが戻ってきた時世にバッチリハマってグサグサ刺さった #greenroomfestival
— しゅー a.k.a メガネかけてるだけ (@bumpofchokin) 2022年7月24日
今年もWOWOWで、いつかメンツがどハマりになるら年齢になったら行ってみたい #greenroomfestival
— しゅー a.k.a メガネかけてるだけ (@bumpofchokin) 2023年8月6日
自分は「ロキノン生まれJ-POP育ち、メガネのヤツはだいたい人違い」な人畜無害系オタクでやらせてもらってましたが、2014年のシティポップブームのころからロックバンド以外も積極的に聞くように、2016年からフリースタイルダンジョン、SKY-HIやCreepy Nutsがきっかけで日本語ラップを聞くようになり、ここ数年ではフェス行くときもこのあたりの人が多い日に行ってたけど、それがついに逆転して、ロックバンドがいないフェスに行くなんていうのは大事件なんですよ!
ずっとテレビやYoutubeで見てた場所に行けたって意味ではロッキンや武道館ライブと同じクラスの感動なんすよね
見るもの聞くものすべてが新鮮で、感じたことをなるべく多く書き留めておきたいと思ったら止まらなくなり、長いのでいくつか記事分割します。
見たのはこちら
見た順でSIRUP、離婚伝説、TENDRE、Awich、STUTS、KREVA、JP THE WAVY、PUNPEE、音漏れレベルかつうっすらでAIとSUPER BEAVERとモンパチ
— しゅー a.k.a メガネかけてるだけ (@bumpofchokin) 2024年5月25日
全アクト共通の感想。タイムテーブル見た時からガッツポーズだったんだけど尺が最低50分なんですよ。メインステージは55分とかもっと長い。去年のライジングが小さいステージでも40分なのに感動したけどそれ以上で、各アーティスト1軍のヒット曲代表曲だけでなく、ワンマンでは準レギュラーとか昔の曲とか定番以外の曲だったり、盛り上げ一辺倒にならぬよう雰囲気変える曲も入れてくれるてるのが最高だった。「知らないけど良かった」みたいな出会いが楽しいってのは分かるけど、とはいえ知ってる曲聞けた方がいいから色々聞いてく中で好きも育って、そのうえで知らない曲でアガりたいよね。
セトリは基本拾い物、曲と名前が一致してないのが多いため自分の記憶はアテにならない笑
別世界なフェス
まずは雰囲気とか。会場が横浜赤レンガ倉庫というだけで埼玉県民にはキラキラして見える。こんなビルと海が目の前にあるという、すごいロケーション。
畑違い過ぎてカルチャーショックの連続。ロックフェスしか行ったことないんすよ。シャツで来たものの、タオル持っていったら誰も持ってないでやんの
別世界すぎる肩にタオルかけてる人ほぼいないし、横浜バイアスふまえても参加者全員毛穴レベルでオシャレ #greenroomfestival
— しゅー a.k.a メガネかけてるだけ (@bumpofchokin) 2024年5月25日
なんならグッズのTシャツ来てる人2割もいなかたんじゃないかな?同じくらいの割合でタトゥーを見かけた。柄の細かさ的にシールではないと思う
みんなオシャレで、都市型フェスって意味では去年大阪のジャイガにもギャルいたけど、段違いにギャル度が高かった。みんな普段何して働いてるんだろう。
地味に感動したのがシャツって羽織らない時、斜めに結ぶのが今っぽなんだね。1日の中で何人も見た。自分はできる気しないけどシリーズでいうと作業着ベストも多かった、オシャレに着てる人多くてビッグリスペクト
会場はとてもコンパクトで、どこにいてもどこかしらの音が聞こえる。4ステージあるけど3つしか見なかった。規模が小さいから飲食ブースも小さいのはまだしも、トイレは赤レンガ倉庫に頼ってたのはどうなんだろう笑 クロークの情報どこにもないけど、そんな荷物預けてワーキャーするような曲調じゃないから?
所変わればルールも変わるから、よくバンドのライブで忌み嫌われている彼氏のバックハグをはじめとするカップルいちゃいちゃ、今日に限っては「いいぞもっとやれ」だった
SIRUP
セトリ
5/25(SAT)
— SIRUP STAFF (@SIRUP_STAFF) 2024年5月25日
GREENROOM FESTIVAL'24
☀️ダイジェスト動画&セットリスト🏝️
01. Need You Bad
02. Pool
03. Superpower
04. Maybe
05. Rain
06. LOOP
07. MY BAD
08. Roller Coaster
09. Your Note
10. SWIM
11. GO!!
12. Do Well Remix
13. See You Again pic.twitter.com/UPQfA6X8aW
デビュー初期から知ってはいた、配信ライブでなにかと見ていたから編成含めて何となく知ってたけど、生で見ると全然違うね~という初心者の鏡みたいな間奏。あとはシチュエーションがもう田舎っぺにはまぶしすぎて…
一発目SIRUP、青い空、まぶしい陽の光、港町、鳴り響くサックスとデッカいベース、海なし県民統合が想い恋焦がれた象徴としてのシティポップだった
— しゅー a.k.a メガネかけてるだけ (@bumpofchokin) 2024年5月25日
#greenroomfestival
バンド編成はギターベースドラムにキーボードサックス兼フルートの5人。久しぶりに生のサックス見た気がするけど、曲によってフルートも吹いてて、素人にはどう考えても兼務するタスクじゃないと思うんですよね。あれほんとスゴい。
ちょくちょくショートバージョンだった気がする。長尺なの踏まえても曲たくさんやってくれてトップバッターからお腹いっぱい。ごちそうさまでした
メインステージは左右に小さいスクリーンあり、後ろのLEDはSIRUPロゴのみ映してた。
音源よりグルーヴマシマシ、ボーカルは被せ音源もあるけど何より声がいい。SIRUP本人は感じのいい兄ちゃんで、『roller coaster』では曲フリで「みんな(安全ベルト)おろして」、「今ここ(上がってる途中)やから」等と細かくアテンド、いつもUNISONの歌メロバカ速展開ゴリゴリ遊園地だから、ゆるいアトラクションが新鮮で楽しいよ~まさにgood vibes only
『LOOP』はどうしてもテラスハウスの聖南シーンに使われてて好きだったのに嫌なイメージついてしまっていたのだけど、ようやく記憶のハイライトを上書きできた。メロウな代表曲持ってるとセトリもグッと締まりますよね。もう1つ代表曲『Do Well』は2番でremixして雰囲気ガラッと変わってたし使い方うまい。てかLOOPの時に撮影OK言ってたけど、イベントとしては撮影禁止らしく、HIP HOPとかコッチ系は撮影なんとなくOKみたいな流れってマジでどこにあるんだろう
「ちょっと待って匂い変えるから。香水つけないと歌えない曲やるでー」と言って香水プシュプシュかけてから曲始まり、人生初なインターバルだった笑。そこまでムーディではなかったと思うけど、調べたら『Your Note』という曲で、香水タイアップだった。それは付けなきゃ歌えねぇ!
『SWIM』では「ながれるYouTube」でグラサンで遊んでだたら歌詞が家出。ライブ後メトロックをAbemaで見てもミスってて鬼門らしい笑
噂の政治についてのMCは自分は大歓迎というか、よくぞここまで言ってくれた。コロナ明けた今だからこそ、当時いの一番にやり玉にあげられたエンタメ業界のこと忘れずに選挙いこうな。笑ってたり話半分以下で聞いてるようなリアクションだったけど、届いて欲しい
確かその後が『GO!』だった気がするけど、「ハンドル渡さない」って歌詞、まさかのブンブンジャーの大事なセリフ「自分のハンドルは自分で握る」とほぼ同義のことを言っていた こんなレアなフレーズ、同じ年に被ることある笑?
最後は『See You Again』と、間違いない締め方
聞けなかったのは『Your Love』『Light』『BE THE GROOVE』くらいかな。ベストアクトはKREVAが圧倒的だったけどSIRUP普通に好きになってしまった。
離婚伝説
セトリ
01 あらわれないで
02 スパンコールの女
03 追憶のフロマージュ
04 眩しい、眩しすぎる
05 萌
06 愛が一層メロウ
07 ファニーとファンキー
08 メルヘンを捨てないで
移動して大慌てでSIRUP感想メモしながら全力移動、みんなもっと焦ろうよ!心の余裕が違うな笑 俺は汗ダラダラになってでも頭から見たいよ!!
普通に間に合って開始、バンド以外出てきて演奏始まって最後にボーカル出てくるんだけど、どこに売ってんだ見たいな派手なセットアップで登場。またタッパがあるから存在感すごい。あとSIRUPからステージ上のグラサン率たかすぎ笑 サポート含めてステージ上3~4割くらいかけてる。ロックフェスじゃせいぜいボーカルくらいだもんな~去年のジャイガでゴッチが「アジカンのボーカルがイキってグラサンかけてたとか書かないでね」みたいにちょっとちょけながらかけてたな。なんだろうこの差は、自意識かな。
GREENROOM FESTIVAL'24🌴
— GREENROOM FESTIVAL (@GreenroomFes) 2024年5月25日
離婚伝説#greenroomfestival pic.twitter.com/FHVdXDDsNm
中田裕二にはあるけど藤井風や離婚伝説にないもの
— しゅー a.k.a メガネかけてるだけ (@bumpofchokin) 2024年5月25日
突き刺す眼光とギターテク
サビ始まりの『あらわれないで』からスタート、はじめましてで1曲目が特に好きな曲だと本当に嬉しい。「ツイてる~持ってるな~俺」ってなる。たとえそれが定番だろうと準レギュラーでも巡り合わせを感じるのが良いのよ。
MCなしどころか、曲終わりのありがとうすら一切喋らない曲のみストロングスタイル!こちらはサポートがギターベースドラムキーボードの一般的なバンド編成、サポートのギターの人がすごいマルチタスクで、サックスとフルート以上に兼務だった。まずメンバーのギターの人がメインの時にシェイカー振ってる、そこ両立するんかい!コーラスはメンバーのギターの人よりやってた気がするし(コーラスも印象的だったからよく見てた)、他の曲ではマニピュレーターもやってて、キーボードの人が担当してるイメージだから驚いた。
こちらもいい意味で音源と変わらない。あのギターの感じもそのまま、
音源のイントロ入る前にプチセッションやアウトロ長めが多く、SIRUPとの対比だけど、やはりバンドは演奏が真ん中、シンガーは歌が真ん中ですよね。ただギターソロだったりイントロの時、ボーカルが「今は僕のターンではないので」とばかりに無というかスイッチOFF状態なのがシュールだった。終始スタンドマイクで動かないタイプのピンボーカル、そういえばSIRUPは左右どちらも来てくれたな。
どっかの曲で(たぶん『スパンコールの女』)ShiggyやAwesome以来のサイドステップでブチ上がり、シティポップの定義は「フロント3人がサイドステップする曲があるか」ですね。イヤ髭男でもみたかも?
バラード『萌』最高~~~~~、真昼間でこれなら夕方夜やったら溶けちゃうな。
この曲だけスネア変えてて音源の80年代風を遵守しててとても良かった。
「友達ハイタッチ めっちゃファンキー」な歌詞の曲知らんけどよかったな~長尺だからこその出会いにありがとう
後で調べたらアルバムに入ってない曲でした。やったー!インディーズ期か?と思ったらまさかの未リリースの新曲でシナぷしゅタイアップ曲で情報量が多い笑
関ジャムで知った『愛が一層メロウ』はセッション付き、イントロでひと際完成上がってたけど、本人の音域的には低いからすごい辛そうというか、声の伸びが弱くなってた。そしてサビは歌わせてた。あのメロディみんなで歌うの新鮮。
SIRUPの『See You Again』やiriさんの『Wonderland』もだけど、ここシンガロングさせるんだ。おもしろさの言語化ができないけど、みんなで歌うには難しいメロディというか。最後アウトロでは一足先に拍手起きててみんな音源ちゃんと聞いてないな~、でもあの構成は完全にひっかけ問題だよね笑
最後は『メルヘンを捨てないで』、歌い終わるとボーカル早々にはけて、ギターソロ中心にアウトロ長く弾きまくって去る、最後はスタッフがギターのスイッチ切るパターン。必死ぶりに見たけど、まさかオシャレバンドと噂のバンドで見るとは!
最新シティポップみたいな言われ方だけど、轟音ギターだったりボーカルの雰囲気といい、オシャレバンドの文脈では収まらない。個人的にはうっすら感じる歌謡曲的なメロディとギターがやはり椿屋四重奏、中田裕二を彷彿とさせる笑 こっちが売れるなら中田裕二も売れるだろう
お昼ごはん
ここ逃すと夜まで休みなしなのでSUPER BEAVERを横目に昼休憩、なんか見慣れたロックバンド然としたガシャーン!!ドーン!って感じに違和感を覚えるくらいに異世界だった。いくらなんでも呼ばれすぎだろ笑(過去にも呼ばれてるから流石だった) さすかに今日はアウェイでは? と思ったけど『名前を呼ぶよ』始まりでフードエリアから駆けていく人々を見ると売れるのは正義
ピーク時間帯ということもあり、飲食ブースはパンク状態でかなり待った。キッチンカーに受付ブースを増設した店舗が何個かで、さすが SAVE BAECHということでプラスチック一切なし、すべて紙製。プラスチックは捨てられると細かくなり浜辺に悪影響を及ぼすらしい。
列並んでるときも異世界でぼっち参戦の割合少なかったな~、初期SKY-HIみたいなメッシュ入れてる兄ちゃんちとか、花火大会みたいなテンションで見るからに輩な野郎の集団がジャンケンで奢る奢らないみたいな話してた。あと地味に家族連れが多い。お店スタッフの人もギャルっぽい茶髪の人多かった。
注文も提供も行列で、終わるころにはビーバー終わってて急いで食べてビールとナチョス持ってTENDRE移動。
TENDREはビバラ2022以来の二度目まして。こちらの編成は女性コーラス兼キーボードパーカッション(真ん中)選任キーボード2人にドラム(上手)で3台構成?あとサックス、ギターなしなのびっくりしたけど、本人がたまにキーボードやギター弾いてた。
高校が近所らしい、サポートの人が「校歌歌って~」とガヤると「なんでだよ!セルフイナバウアーしちゃったじゃん、セルフ以外ないか」等とゆるいMC(ただのけ反っただけですね)
SIRUPとのコラボはなかったけど、featゲストでラッパーが1人いたけどryohuだったらしい!
メンバー紹介でサックス小西って言ってたけどまさかTOMOOさんのアレンジしてる人?ドンピシャでした、TENDREも関わってるのか
あーたのしかった
— 小西遼 (@musicfoolosophy) 2024年5月25日
GREENROOMのバイブス好きです
ありがとうございました! https://t.co/0BgGYyjzzl
ビバラはTENDRE大きいステージの方に出てSIRUPはたしか1回も出てないけど、今日はTENDREがサブステージでSIRUPがメインなんだな。動員とか他ジャンルへの広がりってそれぞれどうなんだろう。バンドでいうとUNISONとBIGMAMAくらい似てる気がするのは自分だけ?
二度目なのもあり残り2曲くらいで移動、コンセプトのSAVE BEACH感じられるのこの時間しかないだろうし無料エリアの出店ブースみてた。メイン戻ったらモンパチがホーン隊連れてやってた。こっちも見たかったな~
長くなってきたのでここで一区切り、下書きに残すくらいなら公開する!
それでは