トップガン面白いな!トム・クルーズってスゴイな!映画館っていいな!って話
最近の洋画大作のハッシュタグはクソださいと思ってたけど、今回はマジで#トップガン胸熱
その場にいるような感覚を、視覚と聴覚それぞれで感じてきました。視覚はScreenX、聴覚は極爆こと極上爆音で!このチョイスは我ながら最適だったと思う。個人的には、これから見る人にはScreenX、なければIMAXがオススメ。3D、4Dは映えなさそう。
タイトルの”錯覚の芸術”は『ようこそ映画音響の世界へ』から
メモも兼ねての体験記のため、本編にはあまり触れないです。ネタバレ気にするほど複雑な要素もないし、とにかくアツいんよ。
トップガン マーヴェリック、こんな全方位に良すぎるのアカンて…俺はシネマシティの極爆浴びれればそれで良かったんや… とりあえずで見た1も80'S脳筋アメリカンで今見たら時代錯誤すごくて期待値低かったんに…アツすぎるて
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) 2022年6月5日
シネマシティ極爆
元々、時間が経ってのリメイクや続編はそこまで興味なかったけど、『犬王』をデカい音で聞きたくて劇場を探してて、シネマシティでは極音で上映。合わせて見れるものないか探してたら極爆で見つけた。最近aスタちゃんの爆音がご無沙汰だったな~初週は予定があったため翌週になるが、翌週に大きい作品もないことを確認し、上映枠が奪われる心配がないため見るのを決めた。いつもお世話になっております。
一週間待ってシネマシティで 犬王とトップガン極音コンボの方がいいな
— しゅー a.k.a めがねかけてるだけ (@bumpofchokin) 2022年5月25日
シネマシティは立川にあるシネコンで、音響に対して尋常じゃない程のこだわりを持っている。1000人規模のライブハウス並みのラインアレイスピーカーに、約150cmのサブウーファー、さらには共鳴器という一般人が聞いたことないモノまで導入する
シネマシティ aスタジオ
— はぴお (@hapio_cinema) 2020年12月4日
「ヘルムホルツ共鳴器」
吸音しない箱の構造と
LEOPARDの直進性の強い音
によるaスタの弱点であった
フラッターエコー、「残響」
が大いに改善。
低・中・高音域が分離感が上昇。
一つ一つの音が精密に聞こえる。
映画に「没入する」できる
より完璧な映画館となった。 pic.twitter.com/Bre2LZul1O
知ってから約4年、ゴジラKOMやボヘミアン・ラプソディなどハデな映画はほぼここで見ている。
相変わらずの爆音による疑似4D。ジェットエンジン音で身体が震える。飛行中だけでなく、サントラも最高に音がいい。見比べるとより違いを感じる。音響売りにしてないから比較対象にならないけど、ScreenXは音そうでもなかった。
あとは客層も良かった。客席はほぼ満員で、50代以上のリアルタイム世代の方も多く、の笑えるシーンで心地よく笑えたし、後半はあちこちから鼻水すする音が聞こえた笑
でもこれ、86年の第1作の印象が最悪だった自分ですらこんだけ楽しめたんだから、リアルタイム世代からしたら嗚咽ものだよな。「トムが頑張ってるからオレももう少し頑張ろう」クラスだよ。
そんなわけで全く興奮冷めやらず2回目を検討。IMAXと悩んだ結果、ScreenXに決めた。
ユナイテッドシネマScreenX
まずScreenXの説明をば、縦にスクリーンを広げたIMAXに対して、横に広げたのがScreenXです。
通常のスクリーンに加え、左右の壁にもスクリーンがある。厳密には左右の壁”が”スクリーンになっている。
特殊上映の1つとして認識はしていたけど、ぶっちゃけ見たいとは思わなかった。爆発、飛び回るアクション、対象のデカさ、縦に大きいIMAXの方が何かといいでしょう。横に広げても、半分くらいは背景になっちゃうし、逆に左右まで所狭しとキャラクターわちゃわちゃされたら情報量多すぎて過度な渋滞になる気がする。
怪獣映画なんて目の前にゴジラ、キングギドラがいるような感覚になりたいのに、背景が広がると距離感が損なわれてしまう。
そんなScreenXですが、おそらく史上最高に相性がいいのが今作だと思う。映画館でしか味わえないこの感覚をおかわりしたいと思い、IMAXや4DXを検討して見つけた最適解。決め手はパイロット席から見える全貌が分かる、”主観”感
というのも、初回では少し分かりづらかった点があった。コックピット内のパイロットが画角が中心になるため、アクロバット飛行の躍動感を感じるには背景の比率が僅かながら少なく感じてしまい、せっかくの上下左右への急旋回も「今どっちに行ってるんだ?」と迷子になってしまう。そこで気づいた。
横にデカい画面なら、ほぼコックピットからの視点そのままのような没入感が得られるのでは?
ということで意外と自宅から近くにあったユナイテッドシネマ松戸へ
ScreenXは11番スクリーン
本編前の紹介動画でも車の運転席視点の映像だったけど、「そんなにその視点ばかりの映画なんてないじゃ~ん」って思うじゃん?あるんですよ。トップガンっていうんですけど! トム・クルーズ自身が宣伝している動画もあるけど、「本作”に”最も適したフォーマット」だと思いますよ!!
以下は実際の劇場の様子
パッと見は拍子抜けするくらいにフツーの壁だった
シーンによってサイドスクリーン使用、最初は少し境目が気になる
使い始めると視界開けてテンション上がる、反対になくなると寂しい
使わないときは若干反射してしまう
画質がセンターと左右で異なるけど、面積的には左右のが多いからどっちが正か分からなくなる笑
想像以上に左右のスクリーン大きい。プロジェクター2台使ってる
仕方ないけど、プロジェクターと非常口の看板が気になってしまう
口コミで「真ん中から少し後ろ目がオススメ」とあったので気持ち後ろめの席にしたけど、スクリーンが想像以上に大きかった。
H列だったけどもう少し後ろでもよかったかも、ほぼ最後列までスクリーン
参考動画
で、本編を見た感想としては、上記の課題が完璧に解決されていた!思ってた以上にえげつない飛行してたよ笑 再度の画面いっぱいに広がる背景がマジでコックピット視点。それにしてもアメリカって土地広いな~~~
戦闘機シーン以外で予想外で良かったのは夕日のシーン。エモい色合いのシーンがいくつかあるけど、それも横に広がる画面に映ると、その場にいる感が増した。
こんな感じで、映画館にかけられた魔法がとけずにこんなの書くまでになっている。今月中であれば、ギリ大きいスクリーンで見れると思うので、まだの人がいれば是非是非。個人的には午前十時の映画祭や爆音祭とかにレギュラー入りしてもらって、定期的に見たい。
鑑賞後はサントラもぜひ
それでは